Heavenly Guilt -神のいない街-(5.5)
2008年07月10日
| ▼ タイトル | Heavenly Guilt -神のいない街- | ![]() |
| ▼ ブランド | 天津堂 | |
| ▼ ジャンル | ハードボイルドADV | |
| ▼ 対応OS | Win98/ME/2000/XP | |
| ▼ メディア | DVD-ROM | |
| ▼ 定価 | 税込\9,240(税抜\8,800) | |
| ▼ 発売日 | 2004/07/23 | |
| 【CG観賞モード】 | あり | |
| 【シーン観賞モード】 | あり | |
| 【BGM観賞モード】 | あり | |
| 【メッセージスキップ】 | あり(未読・既読判別あり) | |
| 【メッセージ履歴機能】 | あり(バックログでの音声再生あり) | |
| 【オートモード】 | あり | |
| 【ヒント機能】 | なし | |
| 【セーブ数】 | 42個 | |
| 【エンディング数】 | 8個(BADEND含む) | |
| 【ディスクレス起動】 | 可 | |
<あ・ら・す・じ>
昼なお薄暗い汚れた街並みに、降りしきる冷たい酸性雨。
倫理も道徳も存在しない、『表』の人間には縁遠い街―サンセット西9番ブロック・通称『死体置場(モルグ)』。
表社会から捨てられたこの街で、掃除屋として生きる男、久島。
腕利きで知られる彼に舞い込んだ『表』からの依頼、ほんの偶然で知り合った無垢な少女、愛。
一見なんの関係もなさそうな事象をきっかけに、彼は欲望と愛憎が渦巻く惨劇へと足を踏み入れていく―。
<キャラクター紹介>
妹尾 愛(せのお あい) CV:神崎ちひろ
モルグにいるという生き別れの兄を探している少女。
『表』で育ったせいもあり、裏社会の知識がなくモルグでは危険な目にあうことも多い。
基本的には性善説でおとなしめだがやや思い込みが強く、思い込んだら行動的な面も有る。
陳 艶(ちゃん いぇん) CV:青山ゆかり
モルグでは数少ない「本物の」中華料理店・飛華(フェイファ)のウェイトレス。
明るい性格で周りを和ませる店のムードメーカー的存在。
井崎 瑠璃亜(いさき るりあ) CV:大波こなみ
主人公行きつけのバー『Heavenly Guilt』の歌手。通称は瑠璃。
気風の良い姉後肌の性格とスタイル抜群なことも有り、人気も有る。
橘 菊花(たちばな きっか) CV:紫苑みやび
『Hevenly Guilt』の常連客で優秀な情報屋でもある。
感情の起伏の少ない喋り口調と両腕のタトゥーがトレードマーク。
恵那川 美紀(えながわ みき) CV:歌織
麻薬密売組織『Heavens Gate』のボス、十爾の傍に従う女性。通称は恵那。
もともとは優秀な薬学者で新型ドラッグの開発に携わる。
玲美(れみ) CV:歌織
モルグの地下鉄で自ら望んで痴漢行為を受けている女性。
刹那的な性格で、痴漢行為も商売のひとつとして行っている側面もある。
久島 義信(くしま よしのぶ)主人公・リネーム不可
モルグでも広く名を知られた腕利きの「掃除屋」。
モルグに来る前の記憶を失っており、無口で無愛想。
次藤 十爾(じとう じゅうじ)
麻薬組織『Heavens Gate』のリーダー。
冷静な性格で、とある事件の後主人公と対立することになる。
このホームページは天津堂より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権は天津堂に帰属します。
<音声>
女性のみフルボイス。キャストは上記の通り。
う~ん、今ひとつキャラクターにあっていない気がします。
人気な人ばかりですし、冷静に聞くとそこまで合ってないわけでは無いですが、他のゲームとかでも結構聞く方ばかりなので、このゲームの独特の絵柄とマッチしていないような気が…。
多少演技力には難があっても、あまり他のゲームで聞かない人のほうが良かったかなぁと。
(思えば最近のエロゲーはアニメ調がほとんどだな~…)
演技的には特に問題無いですが、艶が喋る「片言の日本語」は少し演技くさく感じられました。
特にHシーンで聞くと笑えてしまうところもあったりして、ちょっと微妙です。
それ以外の方も基本的には問題ないですが、全体的にテキストそのままという感じで、句読点でキッチリ区切りすぎて、ちょっと不自然に感じる面もありました。
<音楽>
全12曲。ボーカル曲は有りません。
全体としてピアノをメインにした楽曲が多く、落ち着いた曲調の曲が多いです。
OP、EDのジャズピアノっぽいナンバーも含めて場面や世界観にあっています。
曲調的に似た曲が多く、物語にメリハリをつけているとは言いがたいのがちょっと欠点ですけど、オープニングを含めて、全体に「暗さ」というか「もの悲しさ」が漂う感じで、ゲームの舞台である「モルグ」に合っていると思います。
<システム周り>(ver.1.00)
基本的にはオーソドックスな選択肢型AVG。詳しいシステム周りは上記参照。
必要なものに関してはほぼ揃っていますし、取り立てて不満は感じませんでした。
ただ、私の環境だけかもしれませんが、メッセージが表示されてから音声が再生されるまで一瞬のタイムラグがあり、それが少し気になりました。
まぁ、ディスクレスでの起動も可能ですし、それ程の問題は感じませんでした。
ゲーム内容については基本的に選択肢は2択のみですし、それ程選択肢の数も多くないですが、フラグ管理が厳しめで、選択肢一つ逃すとルートを外してしまったりすることもあるので油断できません。
そういう意味では、AVGとしてはやや難易度は高めかもしれません。
ただ、選択肢の数自体はそれ程多くないので総当り可能な数ではあります。
総プレイ時間は1プレイあたりスキップ使用せずに5時間前後といったところでしょうか。
<CG>
原画はRB26DETT氏。
劇画タッチの絵柄はウィンドウズ以前のエロゲーという感じで、最近ではちょっと珍しい感じの絵だと思います。
ほとんどのキャラがかなり骨格がしっかりしていて、しかも肉付きが良いような感じですね。
肩がかなりがっちりしていたり、目と目の間がちょっと離れている絵があるのは気になりますが、個性の範囲ではないでしょうか。
(まぁ、こちらの絵のほうがリアルには近いわけだけど^^;)
体つきも相当肉感的で、胸や尻周りはグラマーすぎだろ、と思ったりもしましたが、巨乳スキーなら納得の大ボリュームなのではないかと^^;
まぁ、キャラクターの書き分けや絵柄の安定感はあるので、この絵柄が嫌いでなければ悪くは無いと思います。
塗りははっきりした感じで、やや光沢がきつい気もしますが、安定感はあり、標準以上の出来ですね。
背景はかなり丁寧です。
細部まで書き込まれており、暗くなりすぎないように色調も落ち着いており非常にいい感じでした。
<Hシーン>
各キャラ2~10シーンほど。
シチュエーション的にはやや偏りがありますが、結構濃い感じですね。
ほとんどのキャラクターに輪姦があり、クスリで堕落する&調教というシチュが多めなのでその辺が好きならいい感じだと思います。
ただ、主人公視点では割合ノーマルなHが多いので、そこら辺は好みが別れるところかもしれません。
ですので、Hシーンの多くは主人公以外が、ということになり、薬で堕落したところにレズとか縛りとかということになります。
逆に主人公がらみは和姦か、クスリで火照る体を鎮める為とかの合意Hオンリーなのはちょっと物足りないかもしれません。
絵は好みが合えば精液描写などはかなりエロい感じですし、ちょっと男性器が大きすぎる気もしますけど、いい感じだと思います。
声も一部を除いては演技的にもかなりいい感じですし、フェラシーンもチュパ音は「さすが」といいたくなるような声優さんもおり、良い仕事されているなぁ、と思います。
<感想>
とりあえずは何より絵柄が最近のゲームの主流とは大きく離れていますので、この辺をチェックしておいたほうが良いかと思います。
絵柄が合えばHシーンは悪くないと思いますし、他要素も標準ラインは超えていると思います。
ただ、シナリオはちょっと微妙な感じでしょうか。
いえ、決して出来が悪いわけでは無いですし、きちんと話に起承転結をつけているのには好感をもてます。
しかし、普通に良い話で小さくまとまりすぎていて、広がりが無いというか、確かに世界観はスラムや麻薬、銃器といった重めでハードボイルドな感じなのに、展開される話はオーソドックスにエロゲーのシナリオという感じで、Hシーンを見せる為の前振りやHシーンの繋ぎとして十分なレベルを超えるものではないと思います。
特にキャラクター造形はいまいちスラム街の住人という感じのしない普通に良い人間が多いような気がして、話自体の緊張感を削いでいる気がします。
もう少しキャラクター造形もシナリオ自体も「乾いた」感じを出せればクスリの非人間性を始めとする世界観にマッチしたシナリオになると思います。
また、スラム街に紛れ込んできたメインヒロインという設定も生きてくるのではないのかな、と…。
主人公のキャラ造形とか、普通に腕の立つエロゲー主人公という感じで、あまりスラム街で生き残れそうには見えないです。
まぁ、オッサンくさい外見は普通のエロゲー主人公とは遠いですけど^^;
そういう意味で、世界設定とキャラクター造形、シナリオ展開にやや整合性を欠く面はありますが、これをエロゲー的ご都合主義として許容できれば、シナリオ展開のテンポは良いですし、適度に挟まれるHシーンも含めて引っかかるところもなく読める話になっています。
何気に地味ではありますが、主人公をはじめきちんとした感情描写と、感情に基づく行動が描かれていて悪くないと思います。
テキストの誤字脱字もないですし、会話と文章も不自然なところもなく、きちんと組みたれられているという印象を持ちました。
それ以外で気になったのは、主人公の昔の記憶が無いという設定が全く生きていなかったというか、ほとんどのシナリオで言及されていないコトでしょうか。
今ひとつシナリオ的に必要とは思えない上、あまりありえないような設定の意味が分かりかねます。
まぁ、シナリオ展開を邪魔するわけではないですが…、じゃあ、何のための設定だったのかと…。
結局のところ、Hシーンが気に入るかどうかかこのゲームを購入する分かれ目でしょう。
シナリオには、それ程期待してはダメ、ということで。
ただ、Hシーンをメインに考えればそれを邪魔せず、むしろ自然に取り込んでいますし、周りの要素もそのためにきちんと効果を果たしているので、クスリで堕落、主人公以外のH、輪姦・陵辱系というシチュと絵が好みに合えばそれなりにお勧めは出来ると思います。
<10点満点での総合評価>
5.5点
エロ目的で、Hシーンと絵がツボに入る方なら1点プラスくらいですか。
お気に入りのキャラ:井崎 瑠璃亜
最後に一言:「あの~、今回天津堂新聞入ってないんですか?」
<review by たろんなーどさん>
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2008年07月10日|コメント (0)|トラックバック (0)
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