ぷにぷに☆はんどメイド(6.5)
2008年08月02日
| ▼ タイトル | ぷにぷに☆はんどメイド | ![]() |
| ▼ ブランド | CLOVER | |
| ▼ ジャンル | アドベンチャー | |
| ▼ 対応OS | Win98SE/2000/Me/XP | |
| ▼ メディア | DVD-ROM | |
| ▼ 定価 | 税込\9,240 (税抜\8,800) | |
| ▼ 発売日 | 2004/08/13 | |
| 【CG観賞モード】 | あり | |
| 【シーン観賞モード】 | あり | |
| 【BGM観賞モード】 | あり | |
| 【メッセージスキップ】 | あり(未読・既読判別あり) | |
| 【メッセージ履歴機能】 | あり(バックログでの音声再生あり) | |
| 【オートモード】 | あり | |
| 【ヒント機能】 | なし | |
| 【セーブ数】 | 50個 | |
| 【エンディング数】 | 6個(BADEND含む) | |
| 【ディスクレス起動】 | 可 | |
<あ・ら・す・じ>
天から不思議な玉が三つ、宏尚(主人公)が暮らす街に落っこちてきた。
”女仙丹(にょせんたん)”
仙界の辺境管理人・大上老君がつくりだした玉で、メイドさんを作り出す力があるという。
ところが、ちょっとした手違いで主人公の飼い犬や野良猫、憧れの人の飼い猫、挙句の果てには玉の一つは粉々に砕け、様々なモノに取り付き、次々にナゾのメイドたちが誕生していく。
女仙丹をめぐって、宏尚と三匹のドタバタがはじまる。
<キャラクター紹介>
ぽち子 CV:榊原 ゆい
主人公の飼っていたゴールデンレトリバーに女仙丹がついてメイド化した。
主人公になついており、彼女の世界は主人公を中心に回っている。
もとより子犬としては力があったが、女仙丹によってさらにパワーアップする。
黒姫(くろひめ) CV:葉月 みか
主人公の住む町の野良猫たちのリーダー格の猫に女仙丹がついてメイド化した。
気まぐれで生意気、人間に対しても信用していないところがある。
主人公とぽち子をからかうのが猫の頃から日課だった。
二島 ゆい(にしま ゆい) CV:本山 美奈
二島雪子が飼っていたロシアンブルーの猫に女仙丹がついてメイド化した。
昼間はほとんど眠っており、鳴き声を聞くことすらほとんどない。
物静かで日向ぼっこが大好きな落ち着いた猫。
二島 雪子(にしま ゆきこ) CV:保坂 凛
主人公の幼馴染にして憧れの人で大学総長の娘というお嬢様。
容姿、知性、性格と全てにおいて完璧だが、料理の腕だけは壊滅的。
大学で講師をしており、特技はチョーク投げ。
メイリン CV:木村 あやか
しっぽが3本ある正体不明の狐の妖怪。
ノリが良く、また計算高いつもりだがどこか抜けている。
この土地に来て尻尾が1本減って仙力を失ったため、それを探す為主人公の店でアルバイトすることになる。
玉藻の前(たまものまえ) CV:木村 あやか
主人公の家に墜落した宇宙船の主で、主人公の家の屋根裏に住み着く九尾の狐。
酒好きで謎めいた性格だが不思議な威厳のようなものがあり、誰も逆らえない。
その尻尾の一本で軽く太陽系を消し飛ばすほどの力を持つ。
マウ CV:神村 ひな
玉藻の前と一緒に主人公の屋根裏にすむメイド。
玉藻の前に仕えており、その命令には絶対服従。
ぼーっとした性格と不思議な喋り方が特徴で、趣味は発明。
メイ CV:夏野 向日葵
主人公の前に現れた多次元宇宙連合ドミニオン監査局の中級仙女。
小鳥サイズで自称天才。そのためか妙に態度が大きい。
女仙丹回収の任務を帯びて地球に下りてくる。
トンボ CV:北都 南
海の上を滑っていたナゾの少女。その正体は不明だが、女仙丹メイドだと推察される。
メイリンと仲良くなり、一緒に主人公の店で働くことになる。
なんにでも好奇心を示し、純粋で無垢な、言い換えれば子供っぽい性格。
森村 宏尚(もりむら ひろなお)主人公・リネーム不可
喫茶店「ふりっぱぁ」でアルバイトをする動物好き、料理好きの大学生。
いつかはペット同伴のレストランを作るのが夢。
髪の毛がやや薄い事を気にしている。(絵を見るとそうは見えないですが…)
このホームページはCLOVERより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はCLOVERに帰属します。
<音声>
女性のみフルボイス。キャストは上記の通り。
脇を固める声も朝宮咲、成瀬未亜、みる、ゆうの各氏(敬称略)が固める豪華ラインナップ。
女仙丹メイドなども含めて一人5役、6役と演じてらっしゃいますが、全てノリノリで演技されていて非常にいい感じです。
喋り方に非常に特徴の有るキャラクターが多いですが、その辺もきちんと演じ分けられていて自然な感じでした。
やはりコメディモノには実力派声優さんが必要ですね、とあらためて認識しました。
<音楽>
全32曲、うちボーカル曲2曲。
OP曲「未来の予感」(Vo.ジョニー)、ED曲「ひろなおのためにつくったうた」(Vo.榊原ゆい、葉月みか、本山美奈)ともテンポの良い明るいポップスという感じです。
歌詞も曲もゲームの雰囲気にあったいい感じの曲でした。
それ以外のBGMもなんだか和風テイストの曲が多かった気もしますが、非常に多彩な世界観をメリハリをつけて表現しており、ゲームの雰囲気にあっていたと思います。
スポ根風BGMや西部劇風BGMなんかもあり、シーンに合わせて場面を盛り上げています。
全体としてコミカルな曲調の電子音楽風で、ゲームBGMらしくて馴染みやすい音楽でした。
<システム周り>(ver.1.00)
基本的には選択肢型+マップ移動のAVG。
TVアニメ形式の章立てになっており、1話ごとにOP→タイトル→本編→ED→次回予告というお約束の流れです。
1話あたり1時間程度かかる上に、ルートによって違いますが最大13話まであるため、非常にボリュームあるゲームとなっています。
やや共通ルートが多めですが、それでもスキップ駆使して全プレイ時間は50時間を越えました。
そのもう一つの原因は難易度の高さ。
マップ移動先が毎回15箇所も有る上に、基本的にはイベントの有る移動先には☆マークが付くのですが、それが付かないところに行かないとイベントが発生しなかったり、2回同じところに行かないとダメだったりとナカナカに手ごわいです。
選択肢の数も多く、やや分かりにくい為、3人のメインヒロイン以外のルートや、CGやHシーンを全部回収するのはてこずりました。
基本的なシステム周りは上記参照。
文章量が多いだけにスキップが快適なのも含めていい感じに使いやすかったと思います。
必要なものは全て揃っていますし、動作も軽快で特に不満も感じませんでした。
<CG>
原画はあおいゆーじ氏、カワサキテツヤ氏。メインはほぼあおいゆーじ氏です。
やや目の大きいいわゆるロリ系の絵ですが、体のパーツは比較的細めなのが特徴。
睫毛のラインの書き込みや吊り目キャラなどの表現はやや癖がありますが、絵柄自体は比較的安定していますし、全体的には「可愛い」絵柄だと思います。
塗りも非常に丁寧です。
陰影のつけ方もはっきりしていて、非常に見やすい絵に仕上がっています。
やや光沢はきつめですが、それでもきちんと抑えられており、綺麗な塗りと言っていいかと。
ただ、一つ一つの塗りは丁寧なんですが、(おそらく塗った人の違いなのでしょうか)、微妙に塗りのタッチが違う絵が何枚か見られたのは残念な点でした。
背景はやや地味で抑え目ですが、細かいアイテム等も書き込まれており、なかなか良い感じでした。
ただ、キャラと被ってしまうとやや地味な為、背景として印象に残りにくい感じはあります。
<Hシーン>
Hシーンはちょっと微妙ですね。
主人公は女仙丹を回収するためにメイドたちとHすることになるエロゲのお約束設定に加え、メインキャラたちも主人公と同棲&最初から好感度MAX状態なのでシーン数は多いです。
メイン3人は13~19、それ以外のキャラのシーンも含めたシーン自体の総数では84と数は多いです。
しかし、ほとんどCG1枚~2枚+差分で終る上、同じCGで表されるHシーンも多く、数ほどには多く感じないのが難点。
また女仙丹メイド達に至ってはほとんどCG1枚で尺も短めです。
しかもシチュ的になんだかコメディっぽい雰囲気が漂ってるシーンが多めですので結構楽しめました。
ただ、CG自体は綺麗なのと声優さんたちの頑張りでそこそこの実用度はキープしているのですが、個人的にはシーン数を増やすよりは1シーンあたりの充実を図って欲しいところです。
シチュは基本的には合意Hですが、何故か主人公受けシチュが多いのが特徴。
メイドとはいえご奉仕の名の下にむしろ主人公が押し倒されるくらいの勢いです^^;
その為、メイドさん的なシチュ(あんな行為やこんな行為を強要)は余り期待できません。
反面ケモノ系Hとしては耳、尻尾愛撫や尻尾挿入などナカナカの充実振り。
そういう意味で、ケモノHとメイドさんHではこのゲームは間違いなく前者がメインです。
<感想>
う~ん、実はこの話のスケールってものすごく大きいんですねぇ。
神話レベルや宇宙戦争すら関わってくるような話だとは想像もしなかったです。
とはいえ、やっていることはドタバタコメディなんですが^^;
道教やギリシャ神話のような神話世界をドタバタコメディに落としてきたようなシナリオの感覚とでも言うのでしょうか。
まぁ、そこら辺の多神教の神話も話のスケールを除けば、やっていることは人間ドラマと変わらないので、近いといえば近いのかも。
ゲーム世界の設定は非常に細かく作られています。
宇宙開闢の歴史からはじまり、HPや初回版に付属の設定資料集を見るとそういった設定があることが分かります。
神話レベルから書き起こされたシナリオを世界観、キャラクターと絡めてきちんと話の中で生かしているのは確かですが、それに余り意味があるようには思えません。
なんだか分かりにくいですが、要するに裏設定も含めて非常に細かい設定が細部までされていますが、必要ない気がする、ということです。
話自体は基本的に王道のドタバタラブコメディーですし、そもそも地上からチョークを投げつけて宇宙船を打ち落とせるような作品に、正直誰もリアリティは求めていないと思います。
設定自体は生かされているとは思いますが、設定が細かい分だけ当然の用にゲーム内では出てこない設定や、「お約束」の一言で処理しても良いような設定もあり、そこら辺が説明されないことで微妙にモヤモヤが残るような気がします。
「笑い」や「萌え」と凝ったシナリオを同居させようとしているのかもしれませんが、微妙にそれには成功していないような気もします。
根本的な各キャラごとの設定自体は割合単調でお約束なので、そういった「凝った」部分が必要なく感じてしまうせいもあるかと…。
もう少し細かいキャラごとのシナリオがあればその背景としての凝った世界観も生きてきたでしょう。
とはいえ、そういった細かい部分を除いて考えれば、…というかシナリオなんてものは忘れてしまえば、ドタバタラブコメディとしてはいい感じだと思います。
各キャラクターの立ち位置がはっきりしており、会話も非常にテンポ良く流れますし、テキスト自体は面白いからです。
コミカルなデフォルメCGの多用やノリノリで演技されている豪華声優陣も含めて、プレイしている時間は非常に楽しめました
また、主人公は女仙丹の回収が目的になるのですが、その基本がHして回収なので、30分に1回程度Hシーンが入るのもメリハリになっていると思います。
Hシーン自体はコメディの延長みたいな感じですが、逆にそれだけに笑いのアクセントになっていて良いかと。
各話にきちんと何回かのHシーンが入っていたり、1話ごとに区切る形式でメリハリをつけたりと見せ方自体はシンプルながら、非常に丁寧に会話とキャラクターを組み立てているのが伺えます。
誤字脱字を含めたバグがほとんどないのも評価したいところです。
それ以外にも誰もいない移動先でもきちんと音声入りの会話があったり、非常に細かいところにまで作りこまれた良品だと思います。
絵、音声、音楽もレベルは高いと思いますので、キャラクターが織り成す「お約束」ドタバタコメディが好きならオススメできるのではないでしょうか。
逆に、なんで銃で撃たれても人が死なないんだとか突っ込みたくなってしまう人や、シナリオが気になってしまう人には余りオススメできないかと思います。
<10点満点での総合評価>
6.5点
丁寧に作られているとは思いますが、微妙といえば微妙かも。
お気に入りのキャラ:メイ…演技も含めて非常にいい味出してます^^;
最後に一言:「評価の難しいゲームですね。」
<review by たろんなーどさん>
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2008年08月02日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:「ふ」美少女ゲーム
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