家族計画 ~そしてまた家族計画を~(5.0)
2008年07月26日
| ▼ タイトル | 家族計画 ~そしてまた家族計画を~ | ![]() |
| ▼ ブランド | 高屋敷開発 | |
| ▼ ジャンル | ADV | |
| ▼ 対応OS | Win98SE/2000/Me/XP | |
| ▼ メディア | CD-ROM | |
| ▼ 定価 | 税込\7,140 (税抜\6,800) | |
| ▼ 発売日 | 2004/07/30 | |
| 【CG観賞モード】 | あり | |
| 【シーン観賞モード】 | あり | |
| 【BGM観賞モード】 | なし | |
| 【メッセージスキップ】 | あり(未読・既読判別あり) | |
| 【メッセージ履歴機能】 | あり | |
| 【オートモード】 | あり | |
| 【ヒント機能】 | なし | |
| 【セーブ数】 | 10個 | |
| 【エンディング数】 | 1個 | |
| 【ディスクレス起動】 | 可 | |
<あ・ら・す・じ>
沢村司が再び他人と暮らすきっかけとなったのは、バイト中に拾った行き倒れの少女・春花だった。
言葉も通じない外国人の少女。
馴れ合いに抵抗を感じつつも、春花の世話をすることになる司。
一人で生きると決めていたのに……。
ところが、そんな妥協につけ込むようにして、司のもとに『家族から逸脱した者たち』が集まってくる。
本来の家族から追い出された元ビジネスマン。
優しかった過去を探す猛毒富豪令嬢。
守銭奴で便利屋で不器用な級友。
土壇場で瀬戸際で崖っぷちな家なき子。
依存したくてしょうがないお年頃の自殺志願者。
足並みが揃うはずもなく。
ぶつかったり、ののしりあったり、いじめたり、いじめられたり、転びまろびつ、彼らがたどりついたのは一軒家。
古めかしいつくりのその家で、彼らは欲しかったものを手にいれる……機会を得た。
(以上ここまでは本編『家族計画』のあらすじ)
それから、ん年の歳月が流れる。
司のもとに一人の少女が転がり込んで来る。
再び、「家族計画」が動き出すのか?
<キャラクター紹介>
新キャラ以外の紹介は『家族計画』もしくは『家族計画~絆箱~』のレビューを参照してください。
あまり出番の無いキャラクターも多いですし。
沢村あかり(さわむら あかり)
知人である司のところに転がり込んできた少女。
やや冷静な喋り方をし、感情の濃淡もあまり顔には表れないタイプの少女。
司に対して憎まれ口を利くこともあるが、それでも好きなよう。
このホームページは高屋敷開発より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権は高屋敷開発に帰属します。
<音声>
当初は音声はありませんでした。
しかし、お返しディスク(通常版)及びダウンロード(ネット接続版)にて音声が追加されました。
<音楽>
音楽は曲数不明ですが、ボーカル曲はありません。
曲自体は本編『家族計画』の曲をそのまま使用しています。
何故かBGM鑑賞モードがないので断定できませんが、オリジナル曲はなかったような…。
<システム周り>(ver.1.00)
ヘルプに関しての修正ファイルがあります。
まぁ、本編とは関係ないのでなくてもそれ程問題ないと思いますが…。
なお、以下の情報は「ネット接続版」でのシステム説明です。
「通常版」はプレイしておりませんので、ご了承ください。
基本的には選択肢型のAVGですが、一本道です。
選択肢によって途中の経過は変わりますが、EDまでの流れは一直線。
もっとも、選択肢数自体も3択が2回あるだけですが…。
プレイ時間はコンプまで2時間かからず、ボリューム的にはちょっと寂しい感じです。
細かいシステム周りは上記参照。
取り立てて使いにくいこともなく、それ程問題も感じませんでした。
上を見るとセーブ数が少ない感じですが、プレイ時間を考えれば余る位です。
起動・動作も問題なく軽快で、使いやすいと言えるでしょう。
ディスクレス起動も可能です。
注:ネット接続版について。
毎回のゲーム起動時にネット経由にて認証を行うシステムです。
初回認証時にIDとパス、メールアドレスを設定して、それが入力される形になります。
毎回の起動時にネット接続を必要としますので、繋ぎっぱなしに出来る環境で無いと少々面倒かもしれません。
<CG>
原画は福永ユミ氏。
個人的には、全体に柔かい印象を受けましたし、割と嫌う人の少ない絵柄なのではないかと思います。
ただ、「絆箱」とは違うせいか、久美景の立ち絵なんかは随分変わっています。
また、立ち絵自体も(『家族計画』から登場しているキャラは)家族計画からのをそのまま使っているせいか、微妙にイベント絵と違和感があるような気がします。
そんな感じで、そのまま使用されている絵と、新しく書き起こされた絵の間に微妙に違和感があるのは残念なところです。
塗りは全体に光沢を抑え目にしており、それでいてきちんと色の使い分けもしっかりしていていい感じではないかと。
ただし、立ち絵は少し輪郭線がきつい為背景から浮いて見える気がするのは残念な点です。
背景に関しても落ち着いた良い感じです。
細部まで丁寧にというよりはディテールをしっかりという感じで、控えめに場面を作る背景をしています。
<Hシーン>
まぁ、このゲームでここに期待している人もあまりいないかと思いますが^^;
Hシーンの有るキャラは2人だけで、総計4シーン。
ちなみに新キャラの沢村あかりにはHシーンはありません。
シチュ的には3Pがあったりしますが基本はノーマルで、和姦オンリー。
つまり翻訳すると、Hシーンには期待しないで下さいってコトですね。
(今のところ)声もないですし…。
<感想>
まぁ、とりあえず、『家族計画』をプレイしていない方には、強く買わないことを推奨します。
プレイしていないと話自体さっぱりだと思いますから。
流石にそんな奇特な方はあまりいないと思いますが…。
というわけで、シナリオ的には本編のエンディングのひとつの後日譚という感じになっています。
微妙に叙述トリック的なものを使用している関係もあり、詳しい説明はネタバレになってしまいますので出来ませんが、『家族計画』という物語に完全な決着を求めると、こういうふうになってします…という感じですね。
人によっては蛇足と取られる向きもあるかもしれませんが、「家族」というモノが指向する所は何かといえばこの物語に行き着くのかな、と。
ただし、家族計画プレイ済みの方の中でも、シナリオよりもキャラクターに魅力を感じるという方にはちょっと痛恨かもしれません。
本編主要キャラクターは一部除いて非常に扱いが薄いですので…。
とはいえ、このシナリオは『家族計画』が本当の意味で擬似家族であるためには、必要な流れだと思います。
まぁ、ちょいとネタバレ的になりますが、いわゆる(以下ネタバレ)生物でいえば「自己複製」というか、家族というのには言うまでも無くただ相互扶助だけではなく、次世代を育てる、次代への架け橋としての役割もある、(ネタバレ終わり)それは多分『家族計画』本編において欠けていたものの一つだと思います。
だからこそ、舞台は再び「高屋敷家」なのでしょう。
シナリオ自体も行き着く先はきちんと納得できるものですし、短いながらもきちんと起承転結をつけ、ココロにすとんと落ち込むラストは納得できると言えるのではないでしょうか。
ただ、やはり気になるのはコストパフォーマンス。
税込み6,800円という値段を考えるといかに良いシナリオでもプレイ時間2時間未満というのは費用対効果が悪すぎかと…。
まぁ、もともと絆本としてムック的な発売を予定していたそうですので、そう考えると付いている本のほうがメインなのかもしれません。
しかし…、スイマセン、私としてはあまりこういうものは買わないので此方にはあまり価値を見出せそうにはありません。
というわけで、『家族計画』本編プレイ済みであることは最低条件、そしてシナリオ自体の展開が好きならそれなりにお勧めは出来ますが、それ以外の方は買わないほうが良いかと思います。
あと、プレイ時はとりあえず購入価格のことは忘れましょう、無理やりにでも。
そのほうが幸せにプレイできるかと思います。
<10点満点での総合評価>
5点
個人的にはいい感じですが、致命的な対費用効果はナントモいえないところ。
ちなみに、私としては本や下敷き、プリペイドカード(ネット接続版のみ)などのオマケに価値を見出していませんので、そこら辺に価値を見出せる方なら6点位でも。
お気に入りのキャラ:沢村あかり…他にいないですし。
最後に一言:「基本的に『家族計画』未プレイ者は購入しても損をするだけだと思います。」
<review by たろんなーどさん>
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2008年07月26日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:「か」美少女ゲーム
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