Reminiscence Blue(4.5)
2008年08月18日
<あ・ら・す・じ>
レミニセンスブルーは、古い洋館を移築して造られた、喫茶店兼、アンティークショップ。
ここは、ボク、弘海(ひろみ)のお気に入りの場所。
だって、ここにはあこがれの女性、沙織さんがいるから。
もちろん、それだけじゃないよ。
沙織さんの入れるコーヒーはとっても美味しいんだ。
沙織さんの入れてくれたコーヒーを飲みながら過ごす時間は、ボクにとって宝物のような時間なんだ。
そんなレミニセンスブルーで奇妙な事件が起こった。
夜中に、アンティークショップから人の気配がするって。
それを、不安に感じた沙織さんは、一週間、お店の手伝いをしながら住み込んで欲しいって言うんだ。
ボクは、あこがれの沙織さんや、アンティークショップの店員さんの春乃さんや、秋乃ちゃんと一緒に過ごせるから、かまわないけど…。
人の気配? 一体どういう事なんだろう。
<キャラクター紹介>
高原 春乃(たかはら はるの)CV:佐本 二厘
レミニセンスブルーのアンティーク部門の販売担当。
幼い頃に両親を失い、レミニセンスブルーで住み込みで働いている。
世話焼きでよく気がつく性格で、たった一人の家族である妹の面倒を見ている。
高原 秋乃(たかはら あきの)CV:茶谷 やすら
春乃の妹で、学生をする傍らアンティークショップの手伝いをしている。
やや子供っぽく甘えん坊な性格。
主人公・弘海の事を「ろみくん」といって慕っている。
寿 みやび(ことぶき みやび)CV:榎津 まお
秋乃のクラスメートで自称・美少女探偵の女の子。
好奇心が強く、なんでも首を突っ込みたがる。
今回もレミニセンスブルーにおきた事件を解決すべく勇んで乗り込んでくる。
御堂 沙織(みどう さおり)CV:一色 ヒカル
レミニセンスブルー全体のオーナーであり、喫茶店部門のマスターでもある。
優しく落ち着いた性格で誰からも好かれている。
成島 エリカ(なるしま えりか)CV:文月 かな
レミニセンスブルーのアンティークショップ部門の買い付けや経理を担当する女性。
もともとは沙織の祖父の秘書で、現在は買い付け業務などの為、殆どは外出している。
ダーク CV:津波 春人
大学で講師をしている、喫茶店レミニセンスブルーの常連の一人。
柔らかな物腰で女性受けは非常に良い。
レイ CV:大久保 けんたろう
レミニセンスブルーの周りに現れる謎めいた黒衣の男。
常にハナコという少女を連れており、死神を自称する。
ハナコ CV:理多
レイにいつも付きまとっているゴスロリ風ファッションの少女。
自分では「レイのお嫁さん」を自称しているが、まるで相手にされていない。
相模 正宗(さがみ まさむね)CV:城崎 彦太
弘海の親友で大学の学友。
二枚目ルックスだが無類の女の子好き。
蒼井 弘海(あおい ひろみ)CV:萌木 唯 主人公・リネーム不可
喫茶店レミニセンスブルーオーナーの沙織に思いを寄せる少年。
やや気が弱く優柔不断だが、優しい性格でいつも周りに気を使っている。
このホームページはみかんばこより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はみかんばこに帰属します。
<システム周り>(ver.1.00)
基本的には選択肢型のAVG。
ただ、色々と目先の変わったシステムを搭載しています。
『時間でPON!』:要するに制限時間付き選択肢です。
『IDDD』:3~4つの選択肢を組み合わせて謎解きをするシステム。
「いつ」「誰が」「誰と」「どうした」という要素を組み合わせて真相を推理するという推理物らしいシステムですね。
『OSKスイッチ』:クリアしていくごとに増える「他キャラ視点」。
1stプレイでは分かりにくい他キャラやヒロインの視点で物語を補完します。
『WSU』:メッセージウィンドウサイズや位置をシームレスに変更・移動させるシステム。
いや、コレはあんまり実装した意味は感じ取れませんでしたが…。
詳しくは感想以下で述べさせていただきますが、こういったシステムが今ひとつ有効に機能していなかった気がします。
分岐、選択肢はやや難しい感じがします。
基本的には分かりやすいと思いますが、時限選択肢で時間切れを選ばないと回収できないCGがあったりします。
とはいえ、シナリオ自体はそれ程長くなく、プレイ時間はスキップ使用せずに、1プレイ4~6時間程度。
というか、シナリオによって長さがだいぶ違います。
春乃・秋乃シナリオは共通部分多く、短めですが、みやび、沙織シナリオはやや長めになってまいます。
2周目以降のプレイ時間は2~3時間程度でしょうか。
詳しいシステム周りは上記参照。
今日びセーブポイント8個って…。
やや分岐や選択肢数の多いゲームですし、チョット不足を感じました。
それ以外では、メッセージ表示速度に一括表示が無いのも少し気になりましたね。
「最高速度」もストレスたまるほどに遅くない…というか十分速いですが、個人的には一括表示はつけて欲しいところです。
それ以外は取り立てて目立つようなシステムも不満点も無く、十分使いやすかったと思います。
<音声>
基本的にフルボイス。キャストは上記参照。
基本的にと書いたのは、マルチサイトのゲームですが、その場面で「主人公」の視点となっているキャラクターには音声が無いことがあるため。
つまり、主人公・弘海のボイスは他キャラ視点の時しか付いていないということです。
とはいえ、他の場面では一人称視点のキャラにもボイスが付いていたりと、やや統一性が無いのは残念なところ。
全体としては主人公以外のキャラクターは男性も含めてほぼフルボイスという感じです。
演技、キャラクターとのマッチングは概ね良好なのではないでしょうか。
男性声優の方で一名今ひとつかな、という方もいらっしゃいましたが、女性キャラは問題なくキャラクターにあっていたと思いますし、演技も良い感じでした。
<音楽>
全22曲、うちボーカル曲は2曲。
OP曲「Reminiscence blue」ED曲「Nostalgia」(Vo.fripSide)とも、いわゆる「今風」のポップスで、あまりエロゲーのボーカル曲というイメージではないです。
とはいえ、曲自体はOP、EDとも雰囲気にあっていますし、ボーカルも高音パートがいい感じでボーカル曲としてのレベルは高いです。
BGMは全体としてやや抑え目ですが、基本線は外さず、AVGの音楽らしい出来になっています。
特筆するほどの曲は無いと思いますが、それでもきちんと場面にはあっていて雰囲気を盛り上げていました
<CG>
原画は「みかんばこ 原画チーム」。要するに非公開ということでしょうか。
ややシンプルというか、おとなしめな絵で全体に地味な印象を受けますが、こういった目の大きい系統の絵としては絵自体は悪くないと思います。
表情や全体の構図がやや漫画的なディフォルメがきつめなのは、好みが別れるところだと思いますが…。
立ち絵などは逆にそういったディフォルメのつけ方が、キャラクターの表情を豊かにしていて好ましく感じられました。
ただ、全体的に安定性が無く、表情やイベントCGによってはだいぶ印象が違って見えてしまう絵があるのは残念なところ。
また、イベントCGなどで体つきや全体のバランスが悪い感じを受ける絵もありました。
全体として素材は悪く無いですが、洗練されていない感じを受けましたね。
塗りは微妙ですね。
色使いのバランスが悪く、ややべたっとしているために、絵柄とあいまって絵自体が安っぽく見えてしまいます。
もう少し落ち着いた色使いだと、だいぶ印象も変わるのではないしょうか?
背景はいい感じです。
色調も落ち着いた感じですし、アンティークショップや喫茶店の小物も含めて書き込みが細かく、雰囲気を十分に出していると思います。
<Hシーン>
まぁ、いつもどおりの一言で。
Hシーンには期待しないで下さい、と^^;
各キャラ1~3回(ゲーム全体でシーン数9)で、基本的には合意Hがメイン。
シチュ的にはオナニーと軽い3P(とは言いがたいですが)がある程度です。
尺等は普通程度ですが、絵も含めて、実用性は無いに等しいかと…。
まぁ、フェラシーンがあるキャラの声優さんとかが孤軍奮闘されておりますが…。
ただ、純愛系とはいえ、きちんと姉妹同時攻略ルートがあるのは分かっていますね^^;
個人的には『OSK』で女性視点があるのに女性視点でのHシーンが少ないのはチョット不満です。
とはいっても、9シーン中4ですから、多いといえば多いですが…。
出来れば女性視点のある全キャラにつけて欲しかったなぁ、と。
ま、それは非常に個人的感想ですが、一箇所だけ女性視点のため、女性ボイスが無く男性ボイスだけなHシーンがあるのは何故なんでしょう?
他の女性視点Hシーンでは女性ボイスも入っていりのに…。
結論として、ここは期待すべきポイントではないということで^^;
私は気にならなかったのですが、主人公(=弘海)とのHシーンが無い(他の男性キャラとだけHシーンがある)キャラがいるのも人によっては減点ポイントかもしれません。
<感想>
シナリオによって印象が…というかゲームの基本設定が大きく変わります。
あるシナリオでは推理モノ、あるシナリオではファンタジー、あるシナリオでは不思議な事件なんて飾りですよ、といわんばかりのオーソドックスな現代恋愛モノだったり…。
シナリオごとにキャラクターの基本設定がかなり変わってしまうため、シナリオ全体では散文的な印象しか受けません。
あるシナリオでは探偵なキャラが、あるシナリオでは天使とか言われましても…。
それぞれのシナリオについても話の長さも短めな為、消化不良な印象を受けます。
全体として、それぞれのキャラクターが恋愛の対象になる過程がおざなりなうえ、推理モノやファンタジーも唐突に展開し、明らかに説明不足なため、プレイヤーを置いてけぼりにして展開しているような印象を受けます。
また、いろいろと追加されれているシステムも余り役に立っていると思えません。
『時間でPON!』は、時間切れを選ばないといけないところもあったりして面白いと思いますが、『IDDD』に関しては、推理部分でも結局正解を選べるまで先に進めないため、推理のミスリードを招いたり、引っ掛けに使ったり出来ていないのはナントモ残念な部分です。
やはり、推理モノAVGといえば、そこら辺を楽しむものだと思うのですが…。
謎自体は悪くない部分もありましたから、もう少し引っ掛けやミスリードを出来るような分岐などを作って、謎解き自体を楽しめるようにして欲しいです。
また、『OSK』ももっとうまく使えば謎解き部分を面白く出来たと思うのですが、追加部分は心情の独白や割と分かっていたことの再確認程度で、新しい「コレは!」という発見が無いのも残念なところです。
追加される部分もそれ程多くないですし、上手く使えば謎解きだけでなく物語り全体に深みを持たせるのに非常に役に立ったと思うのですが、今のところ、厳しい言い方をすれば単に再プレイが面倒というレベルで止まっている気がします。
『WSU』?…ああ~、そんな物もありましたね、という程度。
確かに余り他では見ない珍しいウィンドウ加工ですが、見た目以上の意味はないですし…。
それ程ボリュームの無い物語に、色々詰め込もうとしたのが今ひとつ行かされていない…という気がします。
推理ものなら推理モノで統一して、折角のシステムを上手く生かすようなシナリオ構成にすれば十分楽しめたと思うのですが…。
あるいは、他社のゲームですが「Trois」(Remain)のように、様々な設定をオムニバスにしてしまって、同じキャラと場面を使って色々な展開がある…というのも面白かったかも知れません。
いずれにせよ、設定が広すぎて話自体が全くまとまっておらず、主張が伝わってこないのは致命的かと。
全体としては以上のようにダメダメな感じのゲームですが、主題歌はよいです。
システムもちょっと面白いので、目先の変わったゲームがプレイしたいというのなら悪くないかもしれません。
ただ、シナリオには全く期待してはダメですが…。
また、上で書いたように比較的女性視点のHシーンもありますので、そこら辺が好みで、地雷を許容できる寛容さがある人くらいにしかオススメできませんね。
<10点満点での総合評価>
4.5点
色々と意気込みは買いますが、空回りしているような気が…。
お気に入りのキャラ:高原 春乃
最後に一言:「fripSideはもともと個人的に好きなアマチュアバンドでしたが、主題歌はなかなか良いですよ。」
<review by たろんなーどさん>
2008年08月18日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:「れ」美少女ゲーム
冷徹冷静しかして×××!!(7.0)
2008年06月09日
| ▼ タイトル | 冷徹冷静しかして×××!! | ![]() |
| ▼ ブランド | Chien(シアン) | |
| ▼ ジャンル | 素直でクールな恋愛ADV | |
| ▼ 対応OS | Win2000/XP | |
| ▼ メディア | DVD-ROM | |
| ▼ 定価 | 税込\9,240 (税抜\8,800) | |
| ▼ 発売日 | 2008/03/14 | |
| 【CG観賞モード】 | あり | |
| 【シーン観賞モード】 | あり | |
| 【BGM観賞モード】 | あり | |
| 【メッセージスキップ】 | あり(未読・既読判別あり) | |
| 【メッセージ履歴機能】 | あり(音声リピートあり) | |
| 【オートモード】 | あり | |
| 【ヒント機能】 | なし | |
| 【セーブ数】 | 100+1(quick)+1(auto)個 | |
| 【エンディング数】 | 6個(Bad End含む) | |
| 【ディスクレス起動】 | 可 | |
<ストーリー>
名家の子息たちの通う《私立三門学園》は今、来るべき生徒会総選挙―《選挙祭》に沸きに沸いていた。
それもそのはず、この学園を統べること―それはすなわち、卒業後の勢力争いに大きなリードをつけることになるからだ。
本編の主人公――石動兵馬もまた選挙戦の準備に追われていた。
と言っても、彼が出馬するのではない。
立候補する者たちを手伝っているのだ。
頼めば断らない、体のいい便利屋――彼は皆からそう言われていることを知っていた。
けれど、頼ってくれるのならそれでいい……自分にできることがあるのなら、それはとてもうれしいことだから……そんな野心とは無縁な学園生活を送る兵馬。
しかし、そんな平穏な日常は、立候補者の演説の時に大きく変わる。
『私はこの学園に自分の《王国》を創ってみせる……そのために不必要なものがあるのなら、その一切を排除する――』
壇上に現れた見慣れぬ少女――紅院薫子の言葉により、会場に満ちる怒号と失笑。
しかしその中で彼女は大胆不敵な笑みを浮かべ、頭上を指し示す。
『これが天命と知るがいい――!』
その言葉と共に青天の空に鳴り響く落雷。
突然のことに絶句する一同に優雅に会釈すると、薫子は去っていく。
……そしてその日の夜、兵馬の寮の部屋に現れた薫子は、自分と兵馬が許婚の関係にあると告げる。
そんな彼女を睨むのは、彼の実家から寄越された護衛の少女――城前叢。
『おまえごとき小娘、主様の嫁御には相応しくない……!』
怒気を隠さない叢に、薫子はまた不敵な笑みを濃くする。
『ならば共に来るがいい……おまえの力で主の築く王国を守るがいい――それができるのであれば。』
その言葉にまた叢は怒気を強くする。
突然に現れた少女と、なし崩し的に巻きこまれた選挙戦、そして勃発しつつある恋の三角関係。
かくして兵馬の新たな日々が始まった。
このホームページではChien(シアン)より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はChien(シアン)に帰属します。
<購入動機>
絵買いですかね。
やはりエロゲーにとってCGは重要ですね。
<音楽・音声>
プロローグの後、ボーカルつきの主題歌とムービーがあります。
結構お約束な感じですが、Chien(シアン)ホームページにてOPムービーとOP曲&挿入歌がダウンロードできるので、気になった方はダウンロードそてみてください。
どうせタダですから^^;
ギャラリーのMusic galleryで再生できる曲は31曲と結構多く、しっとりした曲や華やかな曲など幅広いです。
音声は、一色ヒカルさんなど有名どころ(知らない人(すいません^^;)もいましたが)を取り揃えており、各ヒロインとも違和感なく楽しめました。
各ヒロインもちゅぱ音やあえぎ声など頑張っておられました。
特筆すべきは男性陣にも声優さんが付いており(気に入らなければカット)、好感が持てます。
結構音楽・音声関係には力を入れている感じが伝わってきます。
<感想>
修正ファイルがあります。
これからプレイされる方は当てておきましょう^^;
おまけのギャラリーのCG Galleryは55枚、Replay Modeは20シーンで、XXX Gallaryには「これまでに登場した用語を調べることができます」だそうです。
でもカ行にホットケーキがあったり、6/6現在最新はパッチ1.20ですが、まえのupdate_v11には不具合があったりと「ちょっとおーい!」と言いたい所が結構あります。
学園もので、主人公?はボンボン学生で、最初っから尻にしかれている感じで、ほとんどのヒロインはツンデレです。
最初はこれエロゲだったよね?という展開が続くので、少し根気がいるかもしれません。
ここら辺はプレイヤーを引き込むシナリオ力が問われますが、中の下くらいの感じでしょうか?
関係ないですが、終了時に勝手にauto saveしてくれるのは使い勝手がいいと思います。
それにしても、言っていることがムチャクチャだったりします。
でも、それを上手くこなすことができればプレイヤーも納得なのですが、まとめきれているかと不安です。
「学閥」が気に入らない?から「王国」を作る、というのは結局同じような気がするし、まず勝つことありきですが、勝った後どうするかも大事だと思うのですが・・・。
どちらかというと自分はシナリオを重視する方なのですが、エロゲの場合はやっぱHを中心で考えて欲しいです。
とくに本作の場合、なんか策を弄しすぎる感じで、肝心なHが薄いです。
一応メインヒロインはいますが、出てくるヒロイン5人ともエンドがあり、そのボリュームも皆同じくらいで、嬉しいといえば嬉しいですが、1つのエンドで考えると1つのエンドが薄いのも事実です。
また、他のヒロインエンドの時は、そのヒロインがメインになるのは当然なのですが、その場合結構メインヒロインはへたれてます。
うーん、ギャップが・・・。
<10点満点での総合評価>
7点
かなり甘めです。
絵はいいと思うのですが(個人差があるのでホームページ参照のこと)、Hにたどりつくまで、かなりおあずけを食らうのはどうかと。
音楽・音声関係の作りこみがシナリオにも活かされていれば、すっきりした作品になったでしょう。
お気に入りのキャラ:珠(たま)ちゃん…巨乳^^;
最後に一言:「フルインストールで1.8GB。普通の作品。」
<review by papi2さん>
2008年06月09日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:「れ」美少女ゲーム
黎明のラヴェンデュラ(6.0)
2008年05月05日
| ▼ タイトル | 黎明のラヴェンデュラ |
|
| ▼ ブランド | NOA | |
| ▼ ジャンル | ドラマティックSFアドベンチャー | |
| ▼ 対応OS | Win98SE/ME/2000/XP | |
| ▼ メディア | CD-ROM | |
| ▼ 定価 | 税込\9,240(税抜\8,800) | |
| ▼ 発売日 | 2005/06/03 | |
| 【CG観賞モード】 | あり | |
| 【シーン観賞モード】 | あり | |
| 【BGM観賞モード】 | あり | |
| 【メッセージスキップ】 | あり(未読・既読判別:あり) | |
| 【メッセージ履歴機能】 | あり(バックログでの音声再生あり) | |
| 【オートモード】 | あり | |
| 【ヒント機能】 | なし | |
| 【セーブ数】 | 10個(但し、追加可能*<システム周り>で後述) | |
| 【エンディング数】 | 5個(BADEND含まず) | |
| 【ディスクレス起動】 | 可 | |
<あ・ら・す・じ>
主人公ケイン・ビュイックはかつて統合宇宙機構軍でも名の知られたロボット兵器AMPのパイロットだった。
しかし、ある事件を境に酒に溺れるようになり、訓練艦の教官として配属される。
彼を待っていたのはおよそ軍艦とは程遠い瀟洒なラヴェンデュラ号と、そしてその乗務員となる4人の士官候補生たちだった。
全てが女性と言う士官候補生たちと共にラヴェンデュラ号で訓練航海に出航した彼らを待ち受けているものは?
ラヴェンデュラ号に謎の密航者リュナ・クリストフが同乗している事が発覚したときから、彼らの運命は大きく動き出すのだった。
<キャラクター紹介>
エイダ・スコフィールド CV:静野 百香
統合宇宙機構軍准尉、士官候補生。ラヴェンデュラでは艦内庶務一般を担当。
明るい性格で家庭的だが、おしゃべりで暴走しがちなのが難点。
何故かAMPに強い思い入れを持ち、そののめりこみはもはやヲタクの域。
ラティア・シェルドン CV:令泉院 桜子
統合宇宙機構軍准尉、士官候補生。ラヴェンデュラではナビゲータ、アナライザ担当。
軍関係の装備のほぼ独占的に請け負う複合企業シェルドン財閥の当主の一人娘。
自らの初航海を記念してラヴェンデュラ号を持参してきた。
おっとりとした性格だが、世渡り上手な面もあるしたたかなお嬢様。
ウィンクル・ヘイル CV:芹園 みや
統合宇宙機構軍准尉、士官候補生。ラヴェンデュラでは副艦長兼作戦参謀補佐。
沈着冷静でマイペースだが、真面目で堅苦しいともいえる性格。
何でもそつなくこなす秀才型で、AMP操縦、作戦立案、事務などに関しても有能。
デューノ CV:小田真 ゆみ
統合宇宙機構軍操縦士・機関士・航法士・通信士・衛生士・システム管理士。
艦内でもオペレータやドクターも含めた多彩な仕事をこなすが士官候補生ではない。
フェルプという異星の種族で、半獣人と言うべき姿をしている。
リュナ・クリストフ CV:白崎 愛
ラヴェンデュラ号に密航の為乗り込んだ謎の少女。
常識を知らないという言葉では済まされない天然ボケ傾向の少女。
「トラン・ヌー」という謎の場所へ行く為に密航したらしいが……?
ケイン・ビュイック 主人公・リネーム不可
統合宇宙機構軍大尉、AMPパイロット。ラヴェンデュラでは艦長と教官を務める。
かつてはAMPパイロットのエースとして鳴らしたが、現在はしがない教官職。
現在は酒に頼る部分もあるが、基本的には直情で正義感の強い性格。
このホームページはNOAより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はNOAに帰属します。
<システム周り>(ver.1.00)
基本的には選択肢型のAVG。
選択肢はほぼキャラ名なので、非常に分かりやすいです。
難易度は無きに等しいかと^^;
Hシーン回収のため後半ルート分岐がありますが、最終的にはキャラエンドに合流します。
詳しいシステム周りは上記参照。
全体的にシステムが重めな感じがします。
特に非アクティブ状態からの復帰にタイムラグがあったり、マウスに対するレスポンスが悪いと感じる部分もありました。
また、セーブポイントは割合独特です。
最初は10個しかありませんが、それを全部埋めると自動的に10個ずつ追加されていく仕様です。
一応、個人的には30個までは確認していきます。
説明書に全然書いていなかったので、最初気がつきませんでした…。
それ以外にも重要度やコメント、色を編集できるので、セーブポイントの管理は容易です。
全体的には必要な部分が揃っており使いやすいかと思います。
しかし、上にも書きましたが、全体にちょっと重めなのが欠点ですね。
あと、上のセーブポイントはログの音声再生ボタンなど一部システムデザイン的に見難かったり、分かりにくいのもマイナスポイント。
まぁ、分かれば結構使いやすいんですけどね。
ゲームのプレイ時間は音声を聞いて初回5時間程度。
2周目以降は2時間前後といった感じではないでしょうか。
クリア後に後日譚Hイベントがオマケシナリオとして追加されます。
とはいえ、ボリュームはチョット小粒ですね。
<音声>
主人公以外男性も含めてフルボイス。端役や名前の無いキャラにもボイス入り。
この手のバトルがある展開では、やはり男性にもボイスがあると盛り上がります。
上記以外の出演者は以下の通り(エンディングスタッフロールより)
ミランダ・ガーンズバック/マザー・ルーイン:鶯谷 香穂
リヒャエル・B・デイド/ビクター・シェルドン:巌 堅造
ファインズ:インパラ川口
マルキオール提督:朝日徳左ゑ門
ただし、演技力にはちょっと微妙な方も見受けられる気がします。
下手と言うわけでは無いですが、少し演技くささが見える部分も…。
メインキャラ担当の方はそれほど問題ないのですがねぇ…。
キャラクターには比較的合っていると思います。
<音楽>
全22曲。うちボーカル曲2曲。
OP曲「君がいるから」ED曲「Precious Angelic...」(Vo.URAN)
何故か音楽鑑賞モードにボーカル曲は収録されていませんが、ご安心。
一度エンディングを見れば「最初から始める」⇒「主題歌を聴く」でフル版を聞けます。
また、初回版にはボーカル曲のマキシシングルが付属しております。
ボーカル曲の出来自体も、ロボットアニメらしい感じで、とても良かったです。
それぞれOP、ED以外にも一部のラストバトルで流れたり、ベタながらハマっていて大変にいい感じでした。
曲の出来自体はオーソドックスながら、ゲーム展開には合っていますね。
BGMもきちんと場面を盛り上げるのに役立っていて良い感じです。
シンプルな曲調が多いですが、場面を邪魔せず、SFらしさ、宇宙らしさを出していました。
<CG>
キャラクターデザインはえもりん氏。絵柄的にはアニメ的なシンプルな線が特徴。
輪郭などもちょっとディフォルメがキツイ気がしますので、好みは分かれるかと。
また、クレジットで原画が「えもりん 他」となっているせいかどうかは分かりませんが、キャラクターのイベント絵のクオリティには割りと絵柄のブレやばらつきがある気がします。
それに比べると立ち絵は割合安定しています。
絵柄自体が好みであれば、ポーズや表情がくるくる変わるので面白く良い感じです。
日常シーンを盛り上げるのに一役買っているのではないでしょうか。
塗りは非常にアニメ的。
光沢がきつく、陰影ははっきりしているので、そのあたり好みは分かれるかと。
絵柄自体には合っていると思いますが、レベルが高いとは言いがたい気がします。
背景は比較的いい出来ですね。
アニメ調の塗りは相変らずですが、こちらは少し抑え目で背景として好感触。
ジミながら結構書き込みも細かく、良い仕事してます。
イベントCG枚数は差分を含まず84枚。
ただし、これはCG回想に収録されるキャラクターイベント絵の数です。
同じくらいボリュームがあると思われるメカや戦闘中の絵は計算されていません。
それらも含めるとボリュームは大幅に増えます。
戦闘シーンは差分やパーツの組み代えが多いとはいえ、非常に枚数が多く、充実していて良い感じです。
きちんと剣で正面から撃破した時と、ミサイルでバックパックを破壊したのでは違うCGを用意していたりと、細かいところにも気が効いています。
ボリューム的には大満足です。
ロボット自体のデザインが気に入れば戦闘シーンの絵も安定していて良いと思います。
<Hシーン>
いつもどおり……といいつつ久しぶりの気もしますが一言で。
Hシーンには期待しないで下さい^^;
一応攻略キャラごとにHシーンの枠は7~8くらいありますが、そのうち本番まで行くのは2~3個程度。
というかペッティングにも行かないようなポロリ程度のイベントでも収録されています。
また、オマケシナリオのシーンを除いては全体に短めですし、ほとんどが未遂だったりペッティングで終わったりと言う程度。
微妙に不安定な絵柄と合わせて実用レベルにはチョット厳しいかと…。
一応、上で書いたオマケシナリオは主人公との和姦で、尺もそれなりですので、絵柄が合えばまぁまぁいけるとは思います。
凌辱っぽいシチュもありますが、未遂だったりするので過度の期待は禁物。
やはりココには期待しない方が正解だと思います。
<感想>
元は英雄クラスが飲んだくれて教育機関に……というSFでもファンタジーでも現代モノでも見かけるエロゲの超王道シチュエーション。
シナリオ自体も超古代文明(^^;)があったり、AIやハッキングがやたら万能だったりスペースオペラの王道と言うべき展開。
結論として頭を使う必要の無い娯楽エンターティメントなシナリオです。
つまり、展開の整合性よりノリと勢いを重視した展開はまるでハリウッド大作映画のようなシナリオです。
まぁ、ロボットモノとして期待していたので、この辺は変に捻ったシナリオを用意するより、シンプルに楽しめる方が良いかと^^;
また、SF設定も突っ込みどころはあるものの、それなりに整合性はあり、自然な感じで世界観が構築されています。
(…西暦2500年ほどで星系3万の宇宙規模の統一組織が出来るとは思いませんが(^^;)
世界設定、SF設定は何も考えていないようで以外に練られているな、と感じました。
また、日常会話もなかなか面白いというか、全体での適度なドタバタ感と各キャライベントでのヒロインとの掛け合い、ト書きに当たる主人公のモノローグなども非常にテンポ良く読ませるのは見事でした。
いわゆるSF的な専門用語が割合出てくるのですが、説明くさくならない程度に雰囲気をつかめるようなテキスト周りには非常に好感触を覚えます。
また、キャラクター同士の掛け合いも非常にテンポ良く、引っかかる部分も無くサクサク読めるようになっており、こちらもいい感じでした。
テキスト周りは誤字誤変換もほぼ見られませんし、なかなかレベルが高いのではないでしょうか。
また、ロボットモノとして大切なのは戦闘シーンですが、こちらは上で書いたように、戦闘シーンはCG枚数もきちんとたくさん用意されていますし、演出も音楽含めて凝っており、効果音も充実しています。
そういう意味でノベルゲームとしては「ロボットでの近接戦闘」を十分楽しめるレベルだと思います。
無駄に風呂敷を広げる三文スペースオペラと、理屈無用のロボットチャンバラが好きならそこそこオススメ^^;
つまり、あんまり深く設定を考えたらダメってコトですかね^^;
80年代後半のロボットアニメOVA(TV放送とか劇場公開ではなくて)のようなノリが好きならそれなりにオススメできるかもしれません。
いや、まぁ、つまり個人的には結構楽しめました、と言うことで^^;
ロボットモノらしい熱い展開も結構ありますし、日常会話もなかなか面白いです。
展開自体はベタでご都合主義とはいえ、きちんとそれぞれのルートに入るとヒロインが活躍する場も用意されているのもいい感じですし。
ロボットチャンバラと日常会話、音楽はなかなかレベル高いと思うのですが、絵、シナリオ、エロというエロゲの購入要素となるべきところがダメなので、その辺りも考えるとオススメしにくい部分もあります。
<10点満点での総合評価>
6点
CGとシナリオにあんまり期待できないのはエロゲとしてはチョット痛いです。
個人の好みによるところ大です。
おすすめキャラ:デューノ
最後に一言:「ラヴェンデュラって、ラベンダーの学名でしたっけ?」
<review by たろんなーどさん>
2008年05月05日|コメント (0)|トラックバック (0)
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