LostLife~だけどきみにつたえたいこと~(5.0)
2008年07月17日
| ▼ タイトル | LostLife~だけどきみにつたえたいこと~ |
|
| ▼ ブランド | OVER ALL | |
| ▼ ジャンル | 純愛泣かれADV | |
| ▼ 対応OS | Win98SE/2000/Me/XP | |
| ▼ メディア | CD-ROM | |
| ▼ 定価 | 税込\9,240 (税抜\8,800) | |
| ▼ 発売日 | 2004/08/27 | |
| 【CG観賞モード】 | あり | |
| 【シーン観賞モード】 | あり | |
| 【BGM観賞モード】 | あり | |
| 【メッセージスキップ】 | あり(未読・既読判別あり) | |
| 【メッセージ履歴機能】 | あり(バックログでの音声再生あり) | |
| 【オートモード】 | あり | |
| 【ヒント機能】 | なし | |
| 【セーブ数】 | 100個 | |
| 【エンディング数】 | 21個(BADEND含む) | |
| 【ディスクレス起動】 | 可 | |
<あ・ら・す・じ>
先天心疾患の為、余命いくばくも無いと診断されている少年、桜木隆杜。
誰も悲しませないように、他人から距離を置き、それでも前向きに普通に生きようとする。
病気のこと、余命のことを隠しながら普通の生活を送る彼。
しかし、そんな彼の願いすらも叶わぬ所まで病状が進行してくるのだった。
<キャラクター紹介>
桜木 茜(さくらぎ あかね)CV:月山かなる
主人公と同居している義理の姉。
主人公に対しては病気のこともあり、異常なほどに過保護。
端島 柚葉(はしじま ゆずは)CV:月山かなる
主人公の通院している病院の看護婦。
人知を超えたドジスキルを持つが、優しく、おっとりした性格。
鹿島 美優(かしま みゆう)CV:風吹茜
主人公のクラスメイトだが、無口であまり主人公含めた他者との接点は余りない。
感情の起伏も少なく、何を考えているか分かりにくいが、密かな人気は有る。
中村 望(なかむら のぞみ)CV:桜井唯
主人公の通う病院に入院している心疾患の少女。
主人公とは同い年ということもあり、仲良くしている。
葉引 桐子(はびき とうこ)CV:高瀬聖
主人公の親友、葉引直実の妹で、主人公の後輩に当たる。
気が強く、はっきりした性格だが、極度のブラコンで兄の前では可愛くしている。
石津 文(いしづ あや)CV:桜井唯
主人公と公園で出会うナゾの少女。
公園のベンチに座ってボーッとしていることが多い。
桜木 隆杜(さくらぎ たかと)主人公・リネーム不可
本編の主人公で致死性の心疾患を患う少年。
女子と見まごうばかりの可愛い容貌で、密かに人気が有る。
このホームページはOVER
ALLより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はOVER
ALLに帰属します。
<音声>
女性主要キャラフルボイス。キャストは上記の通り。
う~ん、演技力が微妙な方が散見されるような…。
柚葉、茜役の方が個人的にちょっと感情の入れ方とか喋り方が不自然に感じましたが、それ以外は標準だと思います。
声自体、というより演技指導がなんか違わないですか…という印象を受けました。
キャスト自体も微妙に違和感があるキャラもいたような気がします。
望、桐子あたりは演技もキャストも文句なくいい感じでしたけどね。
<音楽>
全18曲。うちボーカル曲は2曲。OP「RMR~Resume My Road~」、ED「LostLife」(2曲ともVo.紅 まどか)。
OP曲は正確には最初のRが左右逆なんですが、フォントがないのでご勘弁ください。
2曲ともやや静かな感じでおとなしめな曲調とボーカルの曲です。
ゲーム内容には合っていたと思いますが、曲単体でのパンチ力には欠けました。
BGMは基本的には静かな曲調が多く、ゲーム内の雰囲気には非常に合っていました。
単体で聞くよりもBGMとして聞くことによって威力を増す、まさにBGMしているBGMでした。
<システム周り>(ver.1.00)
基本的には選択肢型のAVG。
ほとんどのキャラが一度ノーマル的なEDを見ないとトゥルーEDへの選択肢が出ないのが特徴ですが、それ以外はごくごくオーソドックスなキャラクターごとにシナリオ分岐するAVGです。
その中でさらに分岐しますので、1キャラあたり4~5のED数があります。
細かいシステム周りは上記参照。
基本的なところはきちんと押さえてありますが、例えば各種回想モードどうしでの行き来が出来なかったり、メッセージウィンドウのスキップボタンが「強制スキップ」固定だったりと微妙に使いにくい部分もあったりします。
それから全体的にややPCスペックを要求するのか動作自体は重めでした。
とはいえ、基本的なものは押さえており、ゲーム自体はしごく快適ですので、プレイするのにストレスを感じることはありませんでしたし、十分だといえるのではないでしょうか。
特筆すべき機能としてはHシーン。
通常のノベルで進行するモードのほかに、インタラクティブモードというヒロインの部位(胸とか)をクリックしていくタイプのHシーンもあり、こちらの場合だとある程度着衣の脱がせ方を指定することが出来ます。
例えば、上半身だけ脱がす…ですとか、逆に下半身のみ、全裸等、好みに合わせていろいろと変化させたのが後のCGに反映されます。
着衣Hのシチュにこだわる人には嬉しい機能なのかも知れません。
総プレイ時間はスキップ使用して20時間程度。
ED数が多いですが、選択肢数はそれ程多くなく、割合分岐も分かりやすいので、難易度的にはそれ程でもないと思います。
それから画面演出にはそれなりに力が入っています。
もちろん、派手なゲームと比べれば大人しいですが、画面のスクロールで視点変更など細かい演出をうまく使っています。
まぁ、ゲーム内容的に余り派手なものは雰囲気に合わないので、コレくらいでいい感じなのではないでしょうか。
ネタバレなので何かはいえませんが、BADENDでの演出などちょっとびっくりしました^^;
それから、音声の指定ミスやHシーンでのCGのミスなど幾つかバグがあります。ご注意ください。
致命的なものはなかったですが、Hシーンでセーブ&ロードを繰り返すと洋服の一部だけが表示されたりとCGが変になることがありました。
<CG>
原画はやくり氏。たかさわるう氏。
どちらかというと線の少ない、シンプルでおとなしめな絵柄です。
やや地味に写るときもありますが、ゲームの雰囲気には合っているかと。
ただ、絵柄の安定性という意味では少し欠けており、一部イベント絵などであれ?とか思う絵もあったりしました。
全体的な輪郭や表情のつけ方が特に安定していない感を受けました。
塗りはかなりいい感じだと思います。
作品の雰囲気にあった落ち着きを持たせつつ、陰影のつけ方も綺麗ではっきりしていますし、安定しており、見ていて安心できます。
背景はちょっとおとなしめというか、何というか…。
直線を多用しすぎて不自然な感じを受ける絵もありますし、書き込み自体も今ひとつという感じです。
<Hシーン>
各キャラ2~6程度で、オール和姦です。
純愛系としては頑張っている方なのではないかと思います。
数もさることながらナカナカ尺も長いですし、声優さんの演技も悪くないです。
ただ、CGはちょっと使い回しが多い気もしましたが…。
とはいえ、上で書いた着衣・脱衣の選択システムの性もあるのでしょうが、シーンのシチュがやや単調です。
フェラとかも余りなく、本当にごくごくノーマルなHとペッティングがメイン。
そこら辺、着衣Hにこだわる人以外は微妙かもしれません。
あとは、まぁ…、個人的感想なんですが、折角着衣Hにこだわっているならば、もう少し服のバリエーションがあってもいいかな、と思いました。
望、桐子あたりは5~6あるHシーンでも全て着ている服が同じで、新鮮味がないのです。
まぁ、そういうゲームではないですが、折角のシステムも生かしきれておらず、Hのシチュを限定的にしてしまう…というマイナス効果もみえてしまい、残念です。
<感想>
業界初「泣かれゲー」の実力やいかに!?、というわけで泣かれゲーを銘打つこのゲーム。
比較的ED数の多いゲームでしたが、「泣かれ」「主人公の余命が短い」というシナリオの基本的な大黒柱はどのルートでもきちんと守っており、その点については好感が持てます。
ただ、一部に思い切りファンタジー設定があり、その点については賛否分かれるところなのではないでしょうか。
個人的には、ファンタジー設定を入れる必要の無いシナリオだったと思いますし、逆にナンデモアリなファンタジーを入れるなら主人公が生きるEDがあってもおかしくないのでは、という気もします。
そういう逃げ道になりそうなファンタジー設定は使うべきだったかどうか…。
個人的には使わなくても良かったのではないかな、と思います。
ただ、シナリオ自体の出来はそれが許容できれば悪くないと思います。
きちんと物語を展開させ、目を見張るような展開や驚くような展開はないですが、オーソドックスに組み立てられた話は、この手の話が好きな方には伝わるものが有ると思います。
様々なEDで泣き・泣かれのスタンダード的なシチュエーションはきちんと使い切っており、バリエーションもありますし…。
反面、ED数・シナリオ数が多すぎて、今ひとつ単品のシナリオでの印象が薄い気もします。
どんな感動的なシチュエーションやシナリオも、コレだけ連続されるとキツイのではないでしょうか。
一気にプレイするより、1キャラずつじっくり他のゲーム合間などにプレイするのに向いているかもしれません。
ただ、個人的に非常に気になったのは、病気をテーマの一つに抱えているにもかかわらず、病院などの描写が不自然なことが多いことです。
20代後半くらいで心臓病治療の権威ですとか、頓服の服薬を心臓病の入院患者が自己管理していたりと、細かいところでありえない設定が多いです。
フィクションとはいえ、そしてファンタジー設定があるとはいえ、ここら辺はきちんと気を使って作って欲しかったところですね。
その辺の細かいところではシナリオの練りこみの甘さが目に付きます。
テキストに関しては誤字は余り無かったものの、脱字(特に助詞の抜け)が目立ちました。
テキスト自体はオーソドックスだとは思いますが、その点と漢字の使い方が少し気になりました。
勿論とかを漢字で表記する意味が感じられず、ルビを振っているとはいえ単に難字を使っているだけというのはちょっとどうかと思います。
その割には平易な漢字がひらがなだったり、今ひとつ基準がはっきりしません。
全体的に、基本的にはオーソドックスにツボを押さえた佳作ですが、「泣かれゲー」という前提や、Hシーンの「インタラクティブ」などシステム面に縛られてしまった感じの残念な作品。
ジャンルやシステムが前にあって、シナリオやゲームがあるという感が強くあり、ある意味で言えば、おとなしすぎるというかまとまり過ぎていて単調という感じを受けました。
<10点満点での総合評価>
5点。
「泣かれ」「着衣H」が好きなら“それなりに”加点。
お気に入りのキャラ:葉引 桐子
最後に一言:「個人的には「泣き」ではなく「泣かれ」に特化するなら主人公を泣かせてはダメだと思うのですが…。」
<review by たろんなーどさん>
タグ
2008年07月17日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:「ろ」美少女ゲーム
トラックバック(0)
http://god.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/1100


