神樹の館(7.5)
2008年08月28日
<ストーリー>
主人公、工月秋成(くげつ・あきなり)は、大学の友人の麻子(あさこ)と、山奥にそびえ立つ洋館、「真珠邸」へと辿り着いた。
快く迎えてくれたのは、メイドの紫織(しおり)。警戒してか近寄ってこない双子の少女、斎(いつき)と伊美(いみ)。姿を現さない、館の主人。こんなにも巨大な館にもかかわらず、住人は、たったの4人。
もともとは、卒業論文のための資料を探しにやってきた、秋成と麻子。
メイドの紫織が、二人を書庫に案内する。
「よろしければ、しばらくお泊りになって、存分に研究なさってください―――」
夜。慣れない枕になかなか寝付けない秋成。どこからか聞こえてくる、少女の唄声。
誘われるように、館の奥へと足を踏み入れる。
そこには、座敷牢の中で悲しげに歌っている、和服の少女。傍らには、白狼。
ぞっとした瞬間、メイドの紫織の声が…。
「屋敷の中は、危ない場所もございます―――冒険心もほどほどに」気がつくと、館の中。
さっき見た光景は、夢か、幻か。
そうやって、秋成と麻子は、徐々に引き返せない領域に、足を踏み入れていくのだった……。
麻子(あさこ) CV:小田真 ゆみ
主人公の秋成と同じ大学に通う学生。
秋成とは、友達以上、恋人未満の関係。いわゆる世話焼きヒロインタイプ。
しっかりしているように見られやすいが、実は寂しがりな女の子。
紫織(しおり) CV:ひびき りん
館の一切を取り仕切っているメイド。
穏やかで、優しい性格。書物全般に対して造詣が深い。
かすかに、古い紙の匂いを漂わせている。
斎・伊美(いつき・いみ) CV:福元 コヒロ
館の住人の双子。斎は勉強が苦手で、ドジだが、明るい女の子。伊美はしっかり者だが、主人公に敵意を見せる。
二人とも、最初は警戒して近づいてこないが、一つ屋根の下でともに日々を過ごしていくうち、徐々になついてくる。
竜胆(りんどう) CV:藤嶋 永遠
謎の住人。和服を着た、アルビノの少女。
館の奥で生活しているらしく、表にはめったに顔を出さない。
いつも大事そうに手鞠を抱えている。
このホームページはMeteor(メテオ)より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はMeteor(メテオ)に帰属します。
<購入動機>
シナリオが田中ロミオさんだったからです^^;
「CROSS†CAHNNEL」ですっかり魅せられました。
館モノだからってのもありますね^^;
<概要>
今作がデビュー作となる「Meteor」のADVゲーム。
強い雨の影響で館に閉じ込められた状況になってしまった主人公とヒロインが、館の真実・館からの脱出を目指すのが目的。
館では昔ながらの遊びなどの因習、といった和風的な要素と、それに合わないチューダー様式の洋館、といった洋風的な要素が入り混じり、独特の世界観をもつストーリーが進行していきます。
<システム補足>
インストール形態はフルインストールと、最小インストールの2つ。
フルインストールの場合、約1.2GBくらい必要です。
最小でインストールした場合はDisc1をセットしないとBGMを聴くことはできません。
システム関係は上記参照。
セーブ画面はサムネイル保存形式で、親切でわかりやすいです。
右クリックで文章消去、文章表示の上の方にSKIP、AUTO、MAP、VOICE再生があります。
どうせならそこにセーブ、ロードも作っちゃえばもっと便利だったのになぁと…。
<音楽・音声>
BGM15曲に、主題歌1曲の計16曲。
やや少ない気もしますが、館の神秘的なものや、見えない恐怖を表した曲が多かったので、気になりませんでした。
私としては、無駄に曲が多く印象が薄いモノよりは、1曲1曲をしっかりと作って欲しいので、好感触。
タイトルで流れる主題歌「籠の鳥の孤独」の歌なしバージョンは思わず聞き入ってしまいました。
「早くゲームやりたい!」「でも、この曲いいなぁ」って感じで葛藤したのを覚えてます^^;
ギター、バイオリン、パーカッションに尺八、能管を使ったこの主題歌は聴く価値ありです。
音声は女性キャラのみフルボイス。
声優さんはエロゲ歴の浅い自分には、知らない人ばかりでしたが、演技は安心して聞いてられます。
特に斎・伊美の双子を演じた福元コヒロさんは、声だけでどちらか判断でき、それでいて双子なんだなぁ、と感じることができるくらい上手でした。
今後の活躍に期待します^^;
<CG、演出>
原画はYuyiさん。
ほんわかした雰囲気で、各キャラとも可愛らしく描かれています。
瞳が大きくて、一般受けしやすそうな絵かと。
枚数は差分なしで76枚。やや物足りないかもしれません。
しかし「魅せる」ところはちゃんと魅せているので、気になりませんでした。
<内容>
概要にも書きましたが、不思議な館を舞台にしたADVゲームです。
流れとしては、館探索がメインになりますので、移動場所選択⇒移動先でイベント⇒選択肢という感じです。
移動選択は行くべきところを選ぶまで何回でも選択できるので、難易度としては0でしょう。
そういう親切な作りというか、緊張感がないか…、この辺りは人によって感じ方が違うでしょう。
一つ言えることは、このゲームでは移動選択はあまり重要ではありません^^;
(あ、でもラストは…)
移動後の選択肢についても、そんなに多いわけではなく、簡単な部類に入ると思います。
一人ずつクリアする度に、だんだんと館の真実に近づいていける…、そんな感じです。
で、館の真実ですが…。
正直分かったといえば分かったし、分からなかったといえば分かりませんでした。
1つに自分の読解力のなさ、1つに文章が難しかったっていうのがあります。
地方に伝わる奇妙な因習、それを表すためなのか、はたまた主人公が本大好きな「本の虫」だからなのか、文章には難しい表現・単語などがところどころ使われてます。
何度も読み直して…、頭の中で整理して、読み進めていった方が良いと思います。
<エロ>
和姦オンリーで、各ヒロイン2個ずつです(双子は1人1個)。
まぁ、こういうゲームですからエロには期待しないで下さい^^;
これに期待して買った人はいないと思いますが、今までの田中ロミオ作人の中では一番使えると思います。
ロリ好きな方とか、良いのではないでしょうか?
詩織さんの色気にやられちゃう人もいると思われます^^;
<10点満点での総合評価>
7.5点
雰囲気作りが上手く、シナリオに引き込まれていく、早くゲームの続きがしたい…と思わせるシナリオは流石です。
しかし…「CROSS†CAHNNEL」をやった後というのが最大の欠点(?)
あの作品が偉大だった為に、比べて&期待してしまうのですよ。
ちょっとがっかりしたっていうのが本心です。
まぁ、自分の期待が大きすぎたかもしれません。
せっかくの館モノですので、もっと「不思議な館」を前面に押し出した方が良かったかなとも思います。
お気に入りのキャラ:斎…なんというか、妹属性の方の気持ち、わかったような気がします^^;
最後に一言:「正直期待していたよりは…。でもね、田中ロミオさんには一生ついていきますよ!」
<review by 水月ちゃんを救う会さん>
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2008年08月28日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:「し」美少女ゲーム
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