D.C.P.C. ~ダ・カーポ~プラスコミュニケーション(7.5)
2008年07月03日
| ▼ タイトル | D.C.P.C.~ダ・カーポ~プラスコミュニケーション Vista対応版 | ![]() |
| ▼ ブランド | CIRCUS | |
| ▼ ジャンル | こそばゆい学園恋愛アドベンチャー | |
| ▼ 対応OS | Win98/ME/2000/XP/Vista | |
| ▼ メディア | DVD-ROM | |
| ▼ 定価 | 税込\9,240(税抜\8,800) | |
| ▼ 発売日 | 2007/06/29 | |
| 【CG観賞モード】 | あり | |
| 【シーン観賞モード】 | あり(Hシーンだけでなく全シーンあり) | |
| 【BGM観賞モード】 | あり | |
| 【メッセージスキップ】 | あり | |
| 【メッセージ履歴機能】 | あり(音声リピートあり) | |
| 【オートモード】 | あり | |
| 【ヒント機能】 | なし | |
| 【セーブ数】 | 48個+1(オートセーブ)個 | |
| 【エンディング数】 | 19個 | |
| 【ディスクレス起動】 | -- | |
<ストーリー>
しんしんと桜が舞っている。
狂ったように舞っている。
驚くほどゆったりと。
音もなく。
天使の羽のような花びらの散りざまは、まるで永遠を思わせる一瞬。
――それはダ・カーポのように繰り返す世界――
一年中、絶えることなく桜が咲きつづけている不思議な島『初音島』。
薄桃色に染められた、『枯れない桜』のある世界。
その中心にある風見学園に、手のひらから和菓子を生み出し、他人の夢を垣間見てしまう、とても何かの役に立ちそうもない、ふたつのささやかな力を持つ男子学生がいました。
平凡とは程遠く、非凡にも程遠い……。
そんな彼は、卒業間近の『学園』で、さまざまな女の子たちに出会います。
学園のアイドルや――、ぼけぼけした先輩――、転校生の巫女さんに、お人形のような少女……。
たくさんの出会いが紡ぎ出す、ちょっとこそばゆくて、ちょっとせつない恋物語の始まりです。
<D.C. ~ダ・カーポ~』からの変更点>
その1:キャラクターボイスをすべて新規取りなおし
その2:コンシューマ版から登場したキャラクターたちとのエッチシーンを新規収録
その3:従来のキャラクターたちに、新規イベント絵を追加
その4:新規挿入歌を1曲追加。もちろん、コンシューマ版で追加された新曲も収録してます
その5:オープニングアニメーションムービーを収録
このホームページはCIRCUSより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はCIRCUSに帰属します。
<作品概要>
CIRCUSの学園ADV「D.C ~ダ・カーポ~」に新たなヒロインや追加要素を加えた作品。
一年中桜が咲く島、初音(はつね)島を舞台に主人公と女の子のこそばゆい恋愛を描くADVです。
<追加要素>
旧ヒロインにも多少の追加シナリオとCG、またオリジナルで立絵の無いキャラ(工藤叶、みっくん、ともちゃん)に立絵、声がつきました。
その他システムが若干変更され、さらにOPがアニメムービーになるなど細かな変更点がいくつかあります。
<シナリオ>
各ヒロインによってシナリオ展開は様々です。
前半は皆ほのぼの、ギャグタッチで進みますが、個別ルートに入ってからは、急に人の生き死にに関わるようなシリアスタッチになるものもあれば、最後までほのぼのラブコメで終わるシナリオまで、様々です。
また、途中からファンタジー要素が強くなるシナリオもあります。
ですから一概にシナリオを論ずることは出来ませんが、全体的に王道でご都合主義的な展開が多く、やや説明不足な点もあります。
シリアスな場面もそれほど差し迫ったものでもなく、いわゆる「泣きゲー」のような感動や、手に汗握る迫真の展開といったものは皆無です。
追加ヒロインのシナリオは舞台となる初音島の新たな秘密や、世界観のより深い掘り下げを担うものでもなく、単に新シナリオとして追加されたもので、基本的な世界観や初音島の設定はオリジナルと変わってません。
とはいえこのゲームは、元々壮大なスケールや手に汗握る展開、涙を誘う感動といったものを狙ったものでなく(個人的にちょっと涙腺が緩んだシーンもありましたが)、色々な可愛い女の子と、ほのぼの、切なさ、笑い、喜び、悲しさ等々、様々なシチュエーションを楽しむ事に重点が置かれているので、逆にこれくらいのシナリオで良かったのかもしれません。
あまり壮大スケールや緻密なシナリオ展開だとかえってゲームの目的、コンセプトの妨げになったことでしょう。
<システム>
オリジナルと基本的には変わりません。一通りの環境は揃っています。
回想モードがHシーンだけでなく、全シーン対応なのは嬉しいですね。
一通りクリアしたら後は、この回想モードで様々なシーンを思い出せるのでとても便利です。
<グラフィック>
オリジナルの七尾奈留さん、igulさんに加え、本作の追加分をたにはらなつきさん、秋蕎麦さん、かゆらゆかさん、影山由多さん、みつまむさんが原画担当です。
七尾さんをはじめ、どの方もクオリティが高く、ヒロインは皆文句なしに可愛いのですが、いかんせん7人も原画担当がいるので、各キャラのタッチの差が気になる人には気になるかも…。
CG数はオリジナルが約90枚(差分込みで約230)、プラス本作追加分が約80枚(差分込み約150)です。
非常に頑張っておられ、単品では多いと思いますが、さすがにヒロインが13人もいては一人当たりに換算すると…。
<音楽・音声>
オリジナルのBGM23曲、歌4曲に加え本作追加分BGM6曲、歌4曲の計37曲。
明るく静かな曲が多く、ストーリーの雰囲気とマッチしてます。
歌が8曲もあり、曲自体の良さもありますが、使うタイミングが巧く、気分を盛り上げます。
個人的にはハッピーエンド時に流れる「Eternal Love~眩しい季節~」が好きです。
音声は主人公と立絵のないチョイ役以外はフルボイス。
オリジナルのキャラは一人除いて一緒ですが、全部新規収録しています。
そのため、ややオリジナルとは雰囲気が違ことも…。
ただ、オリジナル・追加キャラの人とも演技は巧く、可愛いキャラを演出してます。
<キャラクター>
ヒロインはオリジナルの7人に、本作での追加6人で合計13人(そのうち3人は隠しキャラ)。
全エロゲーの中でも多いほうでしょう。
いわゆる萌え属性と言われるものは一通り揃っています。
ただし、どのキャラも少々狙いすぎな気もしますが、見た目と声が皆メチャクチャ可愛いので許せちゃいます^^;
とにかく萌えと破壊力は一級品です。
<オリジナルから出演のキャラの紹介と感想>
・朝倉純一(変更可)
主人公。自由に和菓子を生み出す能力と他人の夢を見られる能力を持つ少年。
ずぼらで面倒くさがり屋。口癖は「かったるい」。
かったるい時と、クライマックスでヒロインの為に行動的になる時のギャップや、ヒロインを好きになってゆく心の変化などをはっきりと描いたら、もっと魅力的な主人公になったかも…。
・朝倉音夢 CV:鳥居花音さん
主人公の義妹。病弱で料理下手。
世話好きでしっかりものの優等生なのに、本当は甘えん坊でヤキモチ焼きなところがたまりません。
妹属性のない自分ですらかなり萌えてしまったので、妹属性のある方には極上の妹キャラでしょう。
「兄さん」の呼びかけは反則的な破壊力があります。
ゲーム中に「全国1千万の妹好きを下僕にできる」とありますが、それも言い過ぎではないかもしれません。
(妹好きが1千万もいるかどうかは別として^^;)
・芳野さくら CV:北都南さん
主人公の従妹にして幼馴染。
金髪のツインテール、身長140台、一人称「ボク」、ロリロリな容姿に、声優さんの抜群の演技も相まって、これまた萌えも破壊力も抜群のキャラクター。
実はIQ180の天才で、また内面に本作品の世界観の根本的な部分を担っており、ただの元気な少女に留まらないのがまた魅力的キャラです。
・白河ことり CV:日向裕羅さん
容姿端麗、成績優秀、歌が上手くて、性格も明るい才色兼備な学園のアイドル。
本作の女の子は皆可愛いので、彼女一人が「アイドル」と言ってもそれほどの有難味はないかと思います。
とはいえ、その可憐な容姿と、アイドルらしからぬ気さくで優しい性格、時折見せるお茶目なボケに惹かれたプレイヤーは多いはずです。
・天枷美春 CV:佐々留美子さん
元気いっぱい、バナナ大好きな後輩。「わんこ」の様に主人公や音夢に懐いてきます。
萌え要素もたっぷりで、「朝倉せんぱーい♪」の一言にやられました。
彼女のシナリオはやや異色の展開となっており、この展開も良かったですが、個人的には短くて良いので、ほのぼので日常的なシナリオをもう一つ作って欲しかったです。
なお、彼女のみオリジナルと声優が違います。
個人的には本作の方が好きですが、全体的にオリジナルのほうが評判が良い模様。
・水越萌 CV:夏野向日葵さん
ヒロインの中で唯一の年上キャラ。
ぽけぽけな少女で、昼休みに屋上で鍋を食べたり、登校時に寝ながら木琴を叩いたりと天然ボケにしても少々やりすぎな気はします。
しかし、彼女のシナリオは(このゲームの中では)結構エロかったり、妹との会話が面白かったり、また彼女がこういう風になった理由もちゃんとあったり、と見所満載です。
・水越眞子 CV:長崎みなみさん
主人公のクラスメートで水越萌の妹。
主人公のことが好きでも素直になれず、ついつい愛情の裏返しで憎まれ口を言ったり手が出てしまうキャラです。
彼女のシナリオは、ファンタジー要素やシリアスシーンが少なく、日常的でほのぼのなラブコメ仕様になっています。
オリジナルでは短かったシナリオが、本作ではだいぶ追加されています。
それでもCG数など他のキャラに比べ少ない(音夢の半分)のは残念。
キャラは魅力的なのに…。
<本作で追加されたヒロインの紹介と感想>
・月城アリス CV:ぴろすさん
無口で人形を抱えた少女。いつも校舎の裏の花壇で花を育てています。
縦ロールのロリロリキャラですが、徹底的に無口なので、さくらとはまた違った印象があります。
いつもは無口で無表情ながら、時々見せる視線をちょっと逸らして照れる仕草がものすごく可愛いです。
・彩珠ななこ CV:智芭みどりさん
おさげ、眼鏡、ドジ、引っ込み思案、男の子が苦手、とあまりにお約束なキャラ。
眼鏡を取ると可愛くなるのもまたお約束^^;
眞子同様、彼女のシナリオもファンタジーやシリアスな要素は少なく、王道でお約束な展開ながらも甘酸っぱいラブコメが楽しめます。
一昔前の少女漫画のノリに近いかも…。
キャラ、シナリオともにあまりにお約束な為、他のヒロインに比べやや印象が薄いかもしれませんが、それでも十分魅力的です。
・胡ノ宮環 CV:澤村弓子さん
巫女さんで、学校で制服を着るとき以外は映画館であろうと遊園地であろうと巫女服を着ている徹底ぶり。
なぜか主人公の許婚を自称しています。
巫女らしい淑やかで上品な振る舞いの大和撫子で、この手のキャラの属性を持たない方でも「朝倉様…」と呼ばれてやられた方は多いはず。
彼女のグラフィックのタッチは他のに比べて特に違うので、他のキャラと並んだ時に違和感が気になるのがやや残念。
・紫和泉子 CV:みずのかっぱさん
ピンクのクマ。猫耳やシッポなど動物の一部が体についてるキャラはエロゲーの定番ですが、常時クマの姿をしたキャラはおそらく彼女が初めてかと…。
ある意味反則的なキャラ。なぜこんな姿なのかは本編のお楽しみ^^;
少々ドジで、ボケなキャラでその外見と相まって間抜けな印象がありますが、そこがまた可愛いです。
「あやや…」「~まし」という口癖は萌え要素満載♪(実際にいたらひくけど^^;)
こんな姿の彼女ですが、Hシーンはちゃんと人間の姿なのでご安心を^^;
この10人に加えて、後隠しキャラがあと3人います。
脇役は担任の暦先生と主人公の悪友杉並君がいい味を出しています。
<難易度、ゲーム性>
オーソドックスなADVです。前半でヒロインを決め、後半で個別のルートに入る流れです。
難易度は低く、前半はとりあえず目当てのヒロインを追ってればそれで良し。
後半もそれほど重要な選択肢は少なく、個別ルートに入ればそれでグッドエンド直行のキャラがほとんどです。
何人かバッドエンドのあるキャラもいますが、直前の選択肢に戻ってやり直せばOKですので問題ないかと。
ヒロインの居場所を声で当てる「ガヤシステム」と、次の日起きる時間を決める目覚まし時計も特に意識するということもありません。
ボリュームはヒロイン1人あたり3時間程度とほどほどの長さですが、13人もいるので、累計30時間は超えるでしょう。
攻略順は13人中8人は自由で、5人は特定のキャラを攻略しないといけません。
<エロ度>
一人1~3回ありますが、どれもエロ度は低いです。
エロ重視で気になった方もいるかもしれませんが、ことエロに関してはパワーアップといったことはありませんでした。
<10点満点での総合評価>
7.5点
キャラとグラフィックの萌えと魅力以外は特筆するものはありません。
しかし全体としてしっかりした出来であり、良作と言えます。
追加要素もヒロインを6人も追加し、一人一人が良く出来ているのでリニューアル作品としても問題ない出来です。
よってこの点数ですが、人によっては気に入ったキャラの人数に応じて±1点くらいの幅があるかもしれません。
<お気に入りのキャラ>
どのキャラも好きですが、オリジナルでは天枷美春(元気な後輩最高)です。
追加キャラでは紫泉子(「あやや…」の声にやられました)です。
<最後に>
これからD.Cをやるなら間違いなくこちらをお勧めします。
オリジナルをすでにプレーしてる場合は、追加キャラに気に入ったキャラがいれば買っても損はないかと。
プレーする時はストーリーの整合性とか、展開の緻密さといったことはあまり気にせず、可愛い女の子との楽しくて切ない学園生活を楽しんでください。
<review by GPさん>
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カテゴリー:「た」美少女ゲーム
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