てりぶるフューチャー(7.5)
2007年11月24日
<ストーリー>
主人公・御名方一輝(みなかた・いっき)は、安定し た人生を送るべく公務員を目指している学生。
考古学者 の息子で現在はひとり暮らしだが、父親の知人の計らいによりアパートの管理人をしていた。
夏休みも近いある日。
悪友の大沢、幼なじみでお嬢さまの円らと、帰り道で別れた後、一輝は、ひとりの少女から理不尽にからまれる。
彼女は未来から自分を抹殺するためにやってきたという。
見たこともない武器で突然攻撃され、命からがら逃げ出す一輝。
追い詰められた彼に、月音と名乗った少女はすべてを語る。
なんと、一輝は将来、大発明をして巨大な企業体を創設、しかも陰謀によって大戦争を引き起こし、地球を支配する不老不死の独裁者として君臨するのだという。
レジスタンスの戦士である月音は、その歴史を変えるため、まだ一輝が学生の内に抹殺するという使命を帯びてやってきたらしい。
絶体絶命となる一輝。
だがそこに、今度は主人公を護衛するために未来からやってきたというアンドロイド少女、ミシュレットが出現する。
彼女の目的は一輝を護衛することだという。
一輝そっちのけで、2人は激しい戦いを繰り広げていく。
あまりにも非現実的な光景と話を無視して帰宅する一輝は、以前に同じアパートで暮らしていた光子と薬子に再会する。
彼女たちがアパートに戻ると知った一輝は喜ぶが、それは同居する住人が増える最初のきざしでしかなかった。
これから主人公の身に何が起こるのか。
この時点では誰も予想していなかった……。
このホームページはCoreMoreco(コアモアコ)より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はCoreMoreco(コアモアコ)に帰属します。
<購入動機>
先行体験版(キャラ同士の会話形式で作品紹介、キャラや雰囲気が良く分かります)、そして体験版(ゲーム初期の何日か)をプレーして気に入り、北都南さん演じるメインヒロイン月音の、元気いっぱいドジっ娘なキャラに魅かれたので^^;
北都南さんのそういうキャラに、どうも縁がなかったので(というか、金田まひるさんの十八番分野か)気になっていました。
ヒロインの一人、円のキャラも良さそうでしたし、そシナリオと謎解きをプレーしたくて購入しました。
<システム補足>
修正ファイルがあります。内容は…、
○オートセーブを「ON」にしている場合、シーン回想においてメニュー復帰時にエラーが出る不具合を修正
○シーン回想中に環境設定画面を開くと、シーン回想が正常に終了しない不具合を修正
○CG鑑賞モードにおいて、円のCGが一部登録されない不具合を修正
○メニューの動作を改善
是非当てましょう!
システム関連は、一通りのものは揃っていますが、少し問題ありです。
おまけが開くのは、誰かのシナリオをクリアしてから。(まぁ、これは仕方がないか…)
コンフィグはごく基本的なもの、フォントやらウィンドウ濃度なども固定。(変えさせて欲しい)
セーブは数こそ豊富ですが、ナンバーとセーブした時間が表示されるだけ…。
サムネイルはおろか、劇中日付やら副題やら、自分で説明を入れたりといったのがさっぱりないので、きっちりと覚えていないと(普通ムリ)ロードの際にどういう場面かは分かりません。
セーブした時間は日付と時間、秒までご丁寧に記入してくれますが、力の入れ場所を間違えているというか…。
日付が表示されないこと、そしてそれが更にセーブ/ロード画面でどの場面かわからなくなる事に繋がる、要はそこが問題です。
Enterキー押しっぱなしでも進みます。
Enterキーで読み進めていくとカーソルが消えるのは、地味に嬉しい配慮です。
マウスを動かすと復活しますけど^^;
セリフを言った場面でセーブすると、ロードの際にそのセリフをきっちりしゃべってくれます。
ゲーム中の日付が変わった際には「てりぶるフューチャー」というロゴが出ます。
個別シナリオに入ってからはそれをルートヒロインが読んでくれるには嬉しい仕様でした。
<CG>
原画はジェームスほたてさん。
HPを見て頂ければ分かりますが、クセのある絵です。
僕は特に問題なかったですが、合わない方もいるかもしれません。
そのままアニメに出てくるような絵で、何気に男の方が味があります^^;
立ち絵は服装違いはあれど、ポーズの種類はあまりありません。
しかし表情は豊かで、場面に合わせて色々と変わり、ゲームを盛り上げてくれます。
<音楽・音声>
音楽はあまり印象には残りませんでした。
しかしこの場面であれ?ってのはなく、心地よくゲームを進める助けになっているのは確かです。
ゲームを縁の下から盛り上げる、BGMらしいBGMかと。
OPとEDテーマ、説明書に歌詞が載っていません。(何故?)
またEDテーマの音量はBGM音量に依存するので、きっちりと聴くならその前にコンフィグでBGMを最大に。
音声は、とても上手いと感じました。
月音役の北都南さんの元気っ娘は期待を裏切らない出来でした。
その他の人も、役に合わせた演技が良く出来ていたと思います。
アンドロイドとしての自分と主人公への想いに揺れるミシュレット。
お嬢様という逆玉の輿な立場で主人公を想う円の苦悩。
お約束な妹、薬子^^;
みなの良き母、光子。
期待を裏切らない、晴しい演技でした。
<感想>
ターミネー○ーや、ドラ○ンボール人造人間編な話です^^;
月音とミシュレットの登場で破壊された主人公の日常。
そしてバッテリー不足で休戦した両人。
更に(お約束のように)円や大沢まで主人公のマンションに転がり込んで来ます。
主人公を想うヒロイン全員と1つ屋根の下、そこでのモテモテ誘惑合戦というエロゲ的ご都合主義な日常!
それに加えてSFな超常現象てんこもりで、舞台の現実性はさっぱりです^^;
しかし舞台はそうであれ、ヒロイン達の心情は至ってまともで、素直に共感できました。
特に円シナリオでの両人の苦悩、それを経ての告白シーンは今までやった中でも屈指の出来でした。
そして結ばれた後、皆で祝福…とはなりません。
皆仲良くはしていますが、それとこれとは別。
安アパートでのHなだけに音は当然漏れて皆に知られることになり、そこで主人公奪還作戦発動。
敗者復活戦というか、選ばれなかったヒロイン達が今まで以上の誘惑を仕掛け、結ばれた2人の仲をぶち壊そうと奮闘します。
そんな綺麗ごとじゃないドロドロした心情を敢えて(面白おかしく)描いたところは印象深く面白かったです。
攻略に関しては、普通にお目当てにはご機嫌取り、その他はつれなく、とすれば難しくはないでしょう。
八方美人でも特大フラグな選択肢で個別シナリオに入れるでしょうが、共通ルートで特定シーンが回収できないかと思われます。
光子さんは攻略対象外で、4人それぞれを普通にやれば、CG、シーンは全て埋まります。
ハーレムルートはありません。
エロゲとしては物足りなく感じるところもありますが、そこは純愛性を重視した結果でしょう。
舞台の現実性がない分、人物の心情は至ってまともに描くことでバランスを取ったのだと思います。
私はそれが正解で良かったと考えています。
そしてクライマックスで色々と謎が明かされる訳ですが、ヒロインごとにその謎は分割されています。
最初のクリアで大概の謎は明かされる訳ですが、細部は別のヒロインのシナリオで、という訳です。
このシナリオでは分からなかったところを知りたい、この作品の全容を知りたい…と、モチベーションが湧きます。
(誰とは言いませんが^^;)あまりツボじゃないヒロインでもやる気が起きて、無事全員フルコンプ出来ました^^;
<H>
エロ目的、おかずゲーに比べると明らかに劣ります。
またこれからH、というところでそれが省略されたりします。
さらに残念なことに、シナリオ中のちょっとしたエロシーン、例えば虫?が服の中に入ってそれを取ろうと乳もみ、あるいは妄想Hとかは、シーン回想では見れません。
シーン回想の数は月音と円は2個、ミシュレットと薬子は3個。
ただ数は少ないですが、相応に濃く、2回戦3回戦と続いていきます。
クセのあるCGで綺麗な絵ではないにしろ、私の目にはエロく見えてかえって良かったとも思えます。
ただ2回戦とかも1つの回想シーンにまとめられているので、上記のように少ない数になりました。
<お気に入りのキャラ>
円
元々、私は幼馴染属性には弱いというのがありますが^^;
それにお嬢様、家柄というのまで加わり、そんな障害を抱えつつも主人公への想いを貫く姿が良かったです。
そんな円ですが、No.4、最後尾ヒロインという紹介、何故!
円は2番目にクリアしたのですが、その後のシナリオで円の想いが受け入れられないのを見るのが辛かったです。
プレー前の一番目当ての月音も良かったのです。
個別シナリオに入ってからよりも序盤のハチャメチャぶりの方が面白かったです。
<10点満点での総合評価>
7.5点
シナリオ、謎解きは面白かったです。
しかしロードする際にどの場面か分からない、といったシステム面の難点もあるので減点。
また初回やら予約やらの特典がさっぱりない、ってのも素っ気ない印象を持ってしまいます。
<最後に一言>
円シナリオは、最初にはプレーしない方がいいです。
謎解きに関してのアプローチがかな~り違っていて、最初に謎を知る際には不向きです。
やはりNo.4ヒロインという立場だからでしょうか。
<review by りっちさん>
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2007年11月24日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:「て」美少女ゲーム
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