DUEL SAVIOR(7.5)
2008年08月24日
| ▼ タイトル | DUEL SAVIOR | ![]() |
| ▼ ブランド | 戯画 | |
| ▼ ジャンル | アドベンチャー+アクション | |
| ▼ 対応OS | Win98SE/2000/Me/XP | |
| ▼ メディア | CD-ROM | |
| ▼ 定価 | 税込\9,240 (税抜\8,800) | |
| ▼ 発売日 | 2004/10/01 | |
| 【CG観賞モード】 | あり | |
| 【シーン観賞モード】 | あり | |
| 【BGM観賞モード】 | あり | |
| 【メッセージスキップ】 | あり(未読・既読判別あり) | |
| 【メッセージ履歴機能】 | あり(音声リピートあり) | |
| 【オートモード】 | あり | |
| 【ヒント機能】 | なし | |
| 【セーブ数】 | 99個(+オートセーブ10個) | |
| 【エンディング数】 | 6個(BAD含まず) | |
| 【ディスクレス起動】 | 可 | |
<ストーリー>
上古の予言に曰く。
「世界が滅びを迎えし時、その前に立ちはだかるものあり。異世界よ来たるその者こそ、救世主である」
主人公、当真大河(とうまたいが)はいつものように、クラスの女の子達へのたわいもない悪戯を義妹・未亜(みあ)になじられながらの下校時、道端で古びた一冊の書物を見つける。
凝った装飾の施された高価そうなその本のページを開いたその時、本はまばゆい光を放ち始めた。
再び目を開いた二人は、自分達が見たこともないどこか中世のヨーロッパを感じさせる建物の中にいることに気付く。
戸惑う二人の前に現れた優雅なたたずまいの女性が告げた。
「ようこそ、我がフローリア学園、救世主養成コースへ」
彼女の話ではこの世界は主人公達のいた世界ではなく、そしてここでは予言にある救世主を養成していると言う。
過去救世主として認定されたのは女性ばかり、この学園の養成コースにも籍を置くのも様々な異世界から集められた女性ばかりであり、男である主人公がこの世界に召喚された理由はわからない。
「しかし試験に合格することが出来たなら、特例ではあるがこの学園に入学することを認めよう」
救世主のおいしい特典を聞いた大河は、乗り気でない未亜をよそに大張り切り。
女の子達に囲まれたバラ色の学園生活が始まるのか?
このホームページは戯画より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権は戯画に帰属します。
<概要>
「バルドフォース」の製作チームが作る戯画のアクションゲーム。
異世界「アヴァター」に召喚された主人公当真大河と仲間であるヒロインたちが、世界を救う「救世主」となるために学園で修行し世界を滅ぼす「破滅」と戦っていく姿を描いたファンタジー。
アクション性の高い戦闘が大きな特徴。
<システム補足>
フルインストールするとディスクレス起動が可能ですが、起動10回に一回くらいの割合で、ディスク挿入が必要となります。
一通りの機能はそろっており、さらに戦闘の難易度やフォント操作キーの設定などかなり細かな設定が可能です。
ただ、なぜか16Bitハイカラーでないとウィンドウモードでプレーができません。
あと、ところどころ細かなバグや不安定な箇所があるので、修正パッチを当てることをお薦めします。
<音楽・音声>
36曲プラス歌1曲の計37曲。
ファンタジー風の曲が中心で、どの曲もクオリティは高く、特にテーマソング「Fatally」は素晴らしいです。
戯画の作品のテーマソングは評価の高いものが多いですが今回もそれらには劣りません。
ラスト一つ前の戦闘で流れたときはグッとくるでしょう。
音声は主人公以外フルボイスです。
人気実力派声優陣起用、演技等は安心して聞いていられます。
本作は裏表のあるキャラが多いので、そのギャップを意識して演じられていた点が良かったです。
<CG、演出>
原画担当は菊池政治さん。
クオリティは高いものの、ややクセがあるので若干好き嫌いが分かれそうな絵です。
しかし、可愛らしく“萌え”の要素はありかと^^;
枚数は150枚(差分込みで約400枚)と十分な数ではあるのですが、戦闘シーンの比率が少し低いかと…。
その分エロにまわっているので結構なことですけどね^^;
戦闘でのエフェクトは2Dですが全体的にかなり派手なものが多いです。
後述しますが、本作の戦闘は敵を倒す爽快感を重視しているので、これくらい派手な方が爽快感も増し正解でしょう。
<内容>
ファンタジー世界を舞台にしたアクションゲームです。
エロゲーはゲームの性質上どうしても読むADVに偏ってしまいがちですが、本作のようなゲーム性の高い作品は貴重な存在でしょう。
ゲームの流れはADVパートとアクション戦闘パートを交互に繰り返して、ADVパートで攻略ヒロインを決め、その後ヒロインの個別シナリオに入っていきます。
戦闘は2Dの横スクロールアクションで、戦闘前に動かすキャラを決め、出てくる敵を倒すタイプです。
コンシューマーPRGの「Tales Of」シリーズが一番イメージが近いでしょうか?
操作は非常に単純で簡単です。
アクションはファミコンのスーパーマリオしかやったことが無く、格闘ゲームは波動拳もまともに出せなかった筆者でも派手な大技やコンボが簡単に出せたくらいです^^;
キャラの動きやエフェクトも大きくて派手なものが多く、敵を倒していく爽快感を重視しています。
どちらかというとキャラクターカスタマイズによる戦略性やテクニックを重視した「バルドフォース」(未プレーなのではっきりしたことはいえませんが)と方向性が異なるので、物足りなく感じる方もいるかもしれませんが、これはこれで一つの方向性として評価したいと思います。
ただし、単純さゆえ、後半になると人によっては少々飽きてしまう可能性があります。
よって、何回もやらなければいけない共通シナリオの戦闘の任意スキップや時間制限、罠のような戦闘ごとの個性といった、飽きを防ぐための配慮があるともっと良かったと思います。
あとクリア後に純粋に戦闘だけを楽しむやりこみ要素があってもいいかもしれません。
時間制限で何人倒せるかを試すタイムトライアルとか、体力回復なしで何人倒せるかをはかる勝ち抜きモードなんかがあれば、戦闘に特に興味のあるプレイヤーは嬉しいでしょうし、主人公とヒロインが1対6で戦い、勝てばヒロイン全員とのハーレムHが待っている…、なんていうのもあれば、燃えるプレーヤーも多いかと思います。
ストーリーは、共通シナリオはドタバタでコメディー色のある学園モノのノリが中心で、後半のヒロイン個別シナリオに入ると、戦争が始まり、シリアス色が強くなります。
世界観もストーリー展開も基本はオーソドックスなファンタジーですが、戦争や善悪の観念について少々複雑で難しい問題が出てきますし、シナリオによっては味方のサブキャラも結構簡単に死んでしまいます。
シナリオによってキャラの性格や行動ががらりと変わることもあり、所々で好き嫌いが結構別れそうなところが見られます。
この辺はプレーヤー次第でしょう。
なおヒロインの攻略順が決まっています。
前のヒロインのシナリオクリア後のセーブをロードして、次のヒロインのシナリオに入ることができるようになっています。
一つ一つシナリオをクリアするごとに段々と物語の謎が解ける仕様になっています。
こういう形式も一つの手だとは思いますが、そうするであれば、最初から決まったヒロインのルートに入りやすくした方がいいと思います。
おそらく大半のプレーヤーが一周目はバッドエンドになったことと思います。
バッドエンドが最終シナリオの伏線になってるので一度は見た方がいいことにはいいのですが、それならエンド後にヒント機能をつけるとか、何度もバッドエンドを迎えさせないための配慮がほしかったと思います。
プレー時間は20から25時間くらい。
アクションに手間取るともう少しかかるかもしれません。
<キャラクター>
攻略ヒロインは6人。
ヒロイン、サブキャラ共に一人一人のキャラは確立されてます。
ただし、表裏の激しいキャラが多く、同一人物でもシナリオによって性格や行動、位置づけがガラリと変わったりするので、人によってかなり好き嫌いがはっきりすると思います。
・当真 大河(とうまたいが)
主人公。世界中の女の子を集めてハーレムをつくるため、救世主候補となる。
おバカでスケベ、でも行動的で妹想い。
エロゲーによくいるタイプの主人公ですが、「好きな人が幸せになるため」という彼の一貫した信条が、正義や善悪の観念が複雑になってゆくストーリー後半において「単純すぎる」とか「青臭すぎる」といった感じで、人によってはやや鼻についてしまうかもしれません。(ひねくれていますか^^;?)
・当真 未亜(とうまみあ) CV:KAORIさん
主人公の妹。控えめですがしっかりもので家庭的。
普段はさほど表に出ないが実は重度のブラコンで、ヤキモチ焼き。
良くいる妹キャラなのですが、彼女のシナリオは彼女自身を始め、主人公やその他の人物もキャラが大きく変わっているので、おそらく一番好き嫌いが分かれると思います。
個人的にはこういう展開は好きですがね^^;
・リリィ・シアフィールド CV:カンザキカナリさん
優秀な魔法使い。強気でプライドが高く、他者を見下した態度をとり、いつも主人公とケンカばかりしている。
でも本当は恐がりで、主人公に対する気持ちも単に素直になれないだけ…と、ツンデレラを絵に描いたようなキャラクター。
主人公や他の仲間に心を開いた後の彼女は、ツンデレラだから結局こうなるとわかっていても、可愛いです^^;
照れたときの赤くなって俯いた姿は最高です。
・べリオ・トロープ CV:西田こむぎさん
救世主クラスの委員長を務める眼鏡っ娘の僧侶。真面目でしっかりものだが、堅物で融通が利かない。
お風呂でも、H時もなぜか絶対に眼鏡を外さない、眼鏡キャラの鑑^^;
実はかなりの巨乳で、Hシーンでの普段見られない乱れ様がたまりません。
彼女にはもう一つ裏の顔があるのですが、それはプレーしてからのお楽しみ♪
・ヒイラギ・カエデ CV:小田茉莉菜さん
女忍者。冷静で非常な暗殺者を装っていますが、本当はドジで慌て者。
さらに血を見ると錯乱するほど血が大嫌いで、主人公も言ってましたが、今までよく忍者なんてやってこれたなぁ…と。
血に対する恐怖を克服するのに協力した主人公を「師匠」と呼びます。
「師匠~」と言って主人公に付き従ってくる姿が非常に可愛いいです。
主人公に膝枕をしてもらったシーンの幸せそうな笑顔が忘れられません^^;
・リコ・リス CV:春日アンさん
召喚士の少女。どんなときも冷静で、ある理由もあって常に無口で無愛想。
大概こういうキャラは時々感情をあらわした姿が可愛かったりするのですが、やっぱり彼女もその一人。
赤くなって目をそらして照れるしぐさがたまりません^^;
戦闘では使いこなせば多分彼女が最強のはずなんですが、筆者には結局使いこなせませんでした(つД`)
・ナナシ CV:紫苑みやびさん
学園の地下に住むゾンビ娘。主人公に一目惚れし、「ダーリン」と言って追いかけてきます。
天真爛漫で、お気楽な性格ですが、実はとっても健気。
「ヒロインは実はすでに死んでいて、今まであっていたのは霊だった」と言う設定はたまに見ますが、ヒロインが死体そのもの、と言うのは多分彼女が初めてでしょう。
これを機にエロゲー界で「ゾンビ属性」がブームには…ならないだろうなぁ^^;
主人公を励まそうと健気にがんばっていたところが非常に印象的でした。
<エロ>
ほぼ和姦オンリーでファンタジーものにありがちな「敗者への陵辱」とか「異形、触手プレイ」は少ししかありません。
筆者自身はそういうのが好きでないので個人的には嬉しいのですが、陵辱や触手などはある意味ファンタジーエロゲーの特徴ではあるので、そういうものを求めていた方には期待はずれかもしれません。(まぁ、いるかどうかはわかりませんが^^;)
ひたすらエロを追求した作品にはさすがに敵いませんが、普通の純愛学園モノよりエロはしっかりしています。
妹と交わる躊躇と背徳感が良く表現されてたので、個人的には未亜との初Hシーンがお気に入りです^^;
<10点満点での総合評価>
7.5点
アクションというゲーム性の高い作品を作ったことは評価したいのですが、シナリオとキャラクターが結構好き嫌いが別れそうなのと、所々で今一歩配慮が欠けていたのでこの点数。
とはいえプレーヤーによって点数の幅がありそうです。
<お気に入りのキャラ>
リリィ・シアフィールド
妹の未亜もよかったと思いますけど、やはりリリィ・シアフィールド。
登場した瞬間ツンデレラだってわかってるし(^^;)、主人公と結ばれた後もああいう態度になるというのも簡単に予想がつくのですが、それでも彼女は可愛いんです^^;
最後に一言:「これを機にゲーム性の高い作品が増えることを願います。エロゲーといえども“ゲーム”ですし。」
<review by GPさん>
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2008年08月24日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:「て」美少女ゲーム
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