でいじーちぇーん(7.0)
2008年06月27日
| ▼ タイトル | でいじーちぇーん | ![]() |
| ▼ ブランド | 鱚(きす) | |
| ▼ ジャンル | ドタバタロボッ娘ADV | |
| ▼ 対応OS | Win98/ME/2000/XP | |
| ▼ メディア | CD-ROM | |
| ▼ 定価 | 税込\9,240 (税抜\8,800) | |
| ▼ 発売日 | 2005/02/25 | |
| 【CG観賞モード】 | あり | |
| 【シーン観賞モード】 | あり | |
| 【BGM観賞モード】 | あり | |
| 【メッセージスキップ】 | あり(未読・既読判別あり) | |
| 【メッセージ履歴機能】 | あり(音声リピートあり) | |
| 【オートモード】 | あり | |
| 【ヒント機能】 | なし | |
| 【セーブ数】 | 80個 | |
| 【エンディング数】 | 4個 | |
| 【ディスクレス起動】 | 可 | |
<ストーリー>
平穏を絵に描いたようなこの町に訪れた、未来からの訪問者たち。
すべては‥‥遠い未来に繋がっています。
日常的な生活の真っ只中に突然現れた裸の美少女「イブリース」。
しかも、その美少女は未来からある使命を果たすためにやってきたアンドロイド。
未来の「エド」という男性がイブリースを送り込んだのです。
未来では、人工アンドロイド「A3(AutonomyAction-Arms)」の反乱により人類は滅亡してしまうのです。
その「A3」を将来開発してしまうのが、何を隠そう主人公の「御厨衛(みくりやまもる)」。
何故衛はアンドロイドを開発してしまうのか?
何故アンドロイドは暴走し反乱を起こしてしまうのか?
何故アンドロイドのイブリースは反乱を起こさないのか?
イブリースとエドは、どのようなたくらみで過去に干渉し未来を変えようと目論むのか?
さらに、それを追いかけるようにやってきたのは、主人公の遠い未来の「娘」と名乗るロリッ子少女「真名」。
真名は、主人公の衛を憧れのクラスメイト「神代杳子(かみしろようこ)」と無理やり結びつけようとします。
その反面、イブリースは、何故か主人公を押し倒し、誘惑してきます。
濃くてバカで騒々しいキャラクターたちが織り成す、ドタバタな毎日に翻弄される主人公の生活を描いたロボッ娘押し倒されバカエロADVが、本作「でいじーちぇーん」の世界となります。
主人公に突然訪れる幸運!?それとも不幸!?
未来を変えるために送られてきた刺客。
人間型天然アンドロイドイブリースが引き起こすSFワールド。
果たして待っているのはラブラブな未来か?それとも…。
<キャラクター紹介>
イブリース CV:まき いづみ
女性型アンドロイド。
数々の虐殺によって虐げられてきた背景から「殺さず」をモットーにしているため、主人公を精神的に虜にしてA3を開発させないようにする。
その方法とは単純明快「押し倒し」である。
衛が少しでもエロエローんな気分になろうものなら、どこでも構わず押し倒して服を脱ぎ始める始末。
所かまわず時間も場所も関係なしっ!!
神代 杳子(かみしろ ようこ)CV:一色 ヒカル
主人公の憧れの女の子。
学校のアイドル的な存在で一流企業の令嬢。
病弱なため基本的に騒ぐのが苦手でおとなしく、そのせいで少々大人びた雰囲気があるモノの、中身はどこにでもいるような普通の女の子。
御厨 真名(みくりや まな)CV:大野 まりな
量産型A3「リリス」数体を引き連れて主人公の元へ説得にやってくる少女。
お嬢様然とした生意気なロリっ子。
いきなり現れ、なぜか主人公の「娘」だと名乗る元気爆発系のロリッ子キャラ。
未来を変えにきたイブとは真逆に、未来を変えられまいと、主人公と杳子を無理やりくっつけようとする。
杳子と衛の仲を取り持つべく、しつこく衛の周りをうろつく小姑的存在。
そうして深く衛と接していくうちに自分も衛のことが好きになってしまっていることに気づき、当惑してしまう。
リリス CV:韮井 叶
真名が未来から連れてきた主人公側の量産型高性能A3。
特筆すべき個性のない量産タイプ。
命令に絶対忠実で無感情。イブの無感情さとは一味違う機械的なイメージ。
このホームページは鱚(きす)より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権は鱚(きす)に帰属します。
<購入理由>
声優さん買いです^^;
某WEBラジオで、大野まりなさんとまきいづみさんのお二方が、連続でゲストとして出演していた時、かなり面白かったので、そんなお二方が同時に出演しているゲームはどんなだろう?…といった動機で購入にいたりました。
<ゲームの概要>
選択肢を選んでストーリーを追っていく、普通のADVです。
大体の選択肢は、エッチをしようと誘ってくるヒロインに欲情するか否か。
また、エッチシーンで中出し・外出しor顔射・口内発射、といったものです。
主人公衛は、未来の事を優先させて生きていくのか、それとも今の自分を精一杯生きるのか…?
<システム補足>
システムの詳細は上記参照^^;
インストール形態は、標準インストールとフルインストールの2形態から選べます。
フルインストールには約580MB必要です。
フルインストールすると、おまけデータとして、オープニングデモやボーカル曲を、メディアプレイヤーなどで楽しむことができます。
一度フルインストールしたら、次からはCDを挿入しなくてもOKです。
シーン鑑賞やオートスキップ、音声付のバックログ等、必要なものは揃っています。
<音楽・音声>
ボイスがあるのは、イブリース、杳子、真名、リリスといったヒロインのみ。
男性キャラと、ちょい役の女性徒等にはボイスはありません。
一色ヒカルさんが声を当てている杳子ですが、透明感のある高い声。
落ち付いている感じの、いかにもお嬢様といった感じです。
フェラ音もエロくて(←これ重要^^;)、良かったと思います^^;
大野まりなさんが声を当てている真名ですが、こちらは、ロリの高音。
活発で少々気が短く、早口なオテンバ娘で元気ッ娘。
生意気な妹キャラに、ぴったりですね。
声がかなり高いので、金田まひるさんとはまた違ったオテンバっぷりです。
まきいづみさんが声を当てているイブリースですが、無表情なアンドロイドをまきいづみさんが担当する、というのはちょっと意外でした。
まきいづみさんの声の質として、感情たっぷりの甘えんぼう…といった印象が強かった為です。
しかし、無表情を演出なさっていても、やはりまきいづみさんらしい、あの独特の喋り方というのが、どことなく漂っている時もあります。
無表情な喋り方の途中に、ヒョコっとそんな喋り口調が出てくると、結構萌えたり萌えなかったり(o゜▽゜)o
「ダメ?」とか「わかった」等、短い台詞では、そんなまきいづみさんの口調が現れていると思いました。
まぁイブリースは「アンドロイド」と言っても、ある程度人間性を学習して行くアンドロイドですからね。
人間らしい表情が漏れるのも良いのではないかな、と萌えてしまった筆者は思う訳です^^;
韮井叶さんが声を当てているのは、同じくアンドロイドのリリス。
こちらはイブリースよりも坦々としています。
一言「不味い」と言う代わりに、坦々とした声で、「真名様のお造りになったのはイチゴのジャムですが、何故全体的に水色なのでしょう。私は少しだけ食べてみましたが、内蔵ブレーカーがシャットダウン寸前まで追い込まれました。危機回避機能の作動と自己回復機能の作動により回避されたものの、直後の記憶データを検索しても見当たるものがありません。衛(まもる)様があの物体を食されたのは、勇気と言うよりは無謀と言う言葉が的確に表現していると思われます」等と述べる様には、思わず吹き出してしまいそうでした。
余談ですが、イブリースとリリスの戦闘シーンにて、「やー、とー」「あーれー、やられたー」という台詞まで無表情な台詞です^^;
BGM全部で16曲。うち1曲がボーカル入りの曲です。
最初は、BGMの種類が少なく、特に印象には残っていませんでしたが、最後の方になると、今まで出てこなかったBGMが何曲も出てくるので、場面場面に新鮮感が与えられて、思ったより良かったです。
<原画・CGなど>
原画は 田宮秋人さん。
CGは、瞳が大きく、表情が豊かなのですが、少し漫画然として、デフォルメし過ぎているかな…?と思いました。
顔の全体のバランスだとか、体全体のバランスだとか等々。
まぁ、強調するところは強調してあるので、こういった絵が好きな方もいらっしゃると思います。
気になる方はOHPに行って見るのが一番かもしれません。
立ち絵ですが、立ち絵自身が横にスライドしたり、縦にスライドしたりします。
例えば、神出鬼没なイブリース。
テキストでは、「イブリースがどこからかしゃしゃり出てきた」と説明してあります。
するとイブリースの立ち絵が、画面の下からヒョコッと出てきたり…。
走って去っていく場面でも、立ち絵が単に消えるのではなく、画面中央から画面外に向かって立ち絵がスライドしていく…といった演出があります。
こういった演出は、イブリースとリリスが戦う場面でも応用されていて、戦闘場面を緊迫させるのに一役買っています。
最初は感心しましたが、徐々にちょっと地味かな…思ってしまいました^^;
もっと演出の凝っている衝突の場面を描いたゲームは、他にたくさんありますからね。
演出の豪華さがインフレしているのでしょうか?
<感想>
「A3の波状活動により、国連軍壊滅、株価急落、EU解体決定、日本の国家自治権永久放棄可決―」
いきなりオープニングからこんな物騒なテキストと音声が流れてきます。
で、その最初の場面のCGは、亜空間で膝を抱えている全裸の女の子が、ぼやけた輪郭で映し出されている、というCG。
そしてテキストは続きます。
デジタルやアナログの概念、「個」「自我」「オリジナリティの喪失」といった非日常的な事が語られていきます。
こういった謎的なオープニングは、良くも悪くもゲームへの意識を引き付けられるでしょう。
と、一息ついたら、とある学校に舞台が移り、主人公の衛や、クラスメイトの会話からストーリーが進んでいきます。
登場するのは、豪快にしてあまり物事を考えない脇役の友達「朝間和人」(トラブルメーカー)と、いつもニコニコしている人畜無害な友達。
そして、幸運にも一緒の委員会、図書委員会になったのは、クラスのアイドル的存在にしてお嬢様の神代
杳子。
だが、クラスの大半の男子は、お嬢様に対して声をかけ辛く、杳子も内気な性格なので皆と深くは溶け込めない…。
でも、一緒の図書委員の衛と喋るときは、少し口調が滑らかになる…。
といった、18禁ゲームの学園物としては定番中の定番なパターンですね。
まぁ、変に凝ってない分だけ安心して読み進められますけど。
そんなこんなで未来からイブリースが現れた次の朝、衛が目覚めたら、イブリースが布団の中で衛のモノを無許可でフェラしている、といった所も判で押したような展開で、プレイヤーとしては非常に親しみやすいものだと思います。
で、このゲームのジャンルが「ドタバタロボッ娘ADV」。
確かに常識では考えられないような言動や行動が面白おかしく描写されています。
ただ、なんとなくシックリこない…。何でだろう?
と考えて、ようやく飲み込めました。
確かに面白いのですが、テキストに修飾語がやたら多く、描写が長いのです。
衛が神代杳子と付き合いたいと思っている場面でも…
「もちろん『付き合い方』というのは彼氏彼女に見られるようなピンク色めいたそれではなくて、もう少し健全でもう少し幼稚な、常日頃の接し方と言う意味だ。自分がこうしている間も神代さんはせっせと廊下の掃除に勤しんでいるハズである。ハズ、というのはここからでは廊下の様子が分からないからであって、彼女が掃除をサボっている可能性を示唆しているわけではこれっぽっちもない」
…と長い文が提示されます。
そりゃあ、修飾語の数が多ければ、表現はより細かになりますよ。
ライターの訴えたいことが、プレイヤーに具体的に伝わりますよ。
でも、ドタバタに必要なものはそれではなくて、一撃必殺的なインパクトではないでしょうか?
はっきりいって冗長で段々とうんざりしてきます。
…と文句を書きましたが、もちろんドタバタを売りにしているのですから、心底笑ってしまった場面もあります。
上記のようなインパクトのあるボケが出る場面もありますしね。
そんなこんなで、面白おかしくストーリーは進んでいくのですが、もちろんそのままで終わるはずはありません。
予想通り、後半では打って変わってシンミリとした展開が待っていたり、ルートによってはダークな展開になったりと…。
前半で張り巡らされていた謎や伏線は、見事に後半で解かれ、更にホロッとくる場面もあったりで、当初思ったよりも断然良いシナリオでした。
テキストも前半とは打って変わって、描写説明などを、ストレートな文体で書いています。
全ての謎が明らかになるルートのエンディングはさらに良かったです。
まさかこんなゲーム(失礼な言い方ですが^^;)ここまでしっかりとしたシナリオに会えるとは思いませんでした^^;
<エッチシーン>
ドタバタコメディーということで、あまりエッチシーンを期待しないで買ったのですが、意外とシチュエーションは多かったです。
アナルや3P、アオカンといったちょっとアブノーマルなものから、充実したコスプレ関係(裸エプロン、スク水、バニー、シスター)。
純愛エッチだけしか出ないのか?と思えば、お仕置きや何故か触手なんてのも出てきました^^;
オイタが過ぎた真名に対してスパンキングなんて場面もあり、ストーリーの前半から、結構エッチシーンは出てきます。
前半と後半では、主人公の心理に変化が生じています。
前半では、「いや、これは流されているわけではなくて、据え膳を食わないのは男の恥だから挿入するのであって」とか、「濡れたアソコはまるでコンニャクのようであった…といっても俺はコンニャクオナニーなどしているわけではないがな」等々、そんな言い訳がましい心理描写はいらない!主人公の衛クンの内面を描写してもらいたいわけではなく、官能的な描写や、声優さんのテクニック等を堪能したいのに!いいからさっさとエッチに没頭しろ!と突っ込みどころ満載のHシーンだったのですが…。
後半は、肝が座ってきて状況を楽しめるようになったのか、積極的に求めたり、自分からリードしたりと文体が滑らかになります。
…いやね、主人公が成長したって言えばそれまでなのですが、これも前半は冗長。
エロ目的に買われた方は使い難いかもしれません。
逆に後半はようやく踏ん切りがついたのか結構たくましくなって良かったですね。
<10点満点での総合評価>
7点
前半の盛り上げ方と、エンディングに向かってシリアスになるストーリーは良かったです。
ただ、起承転結の「転」「結」の部分が短いかも…。
お気に入りのキャラ:イブリース…メインヒロインだし、その内に秘められた人格等に強い印象を受けました。
最後に一言:「全てのエンディングを見てから、改めてまたオープニングを見ましょう!」
<review by ひびきさん>
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カテゴリー:「て」美少女ゲーム
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